世間ではクリスマスイブらしい。
しかし、老母と我々夫婦2人のみの我が家には関係ない世界である。
午前中は外回り、午後は屋内の年末掃除。
夕食も子どもたちがいたころはチーズフォンデュなんぞという洒落た食い物を摂取したりもしていたが、今夜はローストチキンとポタージュスープ、ジャガイモ茹でたのにチーズがかかっている程度で、あとはフツーの晩飯。
食後、女房と2人でPLANT-2まで車を飛ばして買物。仕事部屋用のテレビ(安くなったねえ)などとともに、正月用品も少し購入。
そして帰宅後はイブなのにSkype。
息子夫婦・娘夫婦はそれなりにイブらしいことをしているのだろうけれど。
まてよ、と思って昨年のイブの記録を見てみた。毎日ブログを書いていると、オンラインで日記がずーっと残っている状態になっているので、こういうときは便利だ。
昨年は、掃除をしたあとにローストチキンとパンプキンスープの夕食で、悲しいくらいほぼ同じ。
一昨年は、チキンとワインの夕食で、RCCM更新作業をやっていたりして、やはりさみしい内容だ。
3年前は、しゃぶしゃぶを食って、翌日のクリスマスコンサート用の機材を積み込んだりしている。まあどっちにしろ、大したイベントは何もない。
4年前は、免許更新に行って、雪室の会議に出ている。イブに会議って。それの出席率がいいという逆にさみしい話であった。さらに会議後に女房と浜照で飯を食っている。ちょっと変わったイブだったということだな。
5年前は、大阪で模擬面接をまだやっていて、その後帰宅して女房と浜照で飯を食っている。うーむ…
6年前は、時ならぬ大雪で30cmもどんと積もってしまった。こういう年もあったんだなあ。
7年前は、やはりうっすら積もったようだが、イブに何をやったのかという記録がない。どうでもいいものだったのだろうな。
8年前は…まったくイブに触れていない。本当にどうでもいいものだったことがわかる。
うーん、こうしてみると変遷があるなあ。ひとつ言えることは、近年は12月24日といえばもう口頭試験対策は一段落しているということだし、落ち着いて自宅にいるということだ。だからローストチキンを食っただのという、まあしょーもない話題すらブログに書くようになったということだ。
今はやはり、連れ合いに先立たれてからめっきり気弱になってしまった老母と、仕事が忙しい中を老母の世話をしてくれる女房のことを思えば、いつまでも旅の空を気ままにただようわけにはいかないし、しょっちゅう飲み会に出歩くわけにもいかない。…そうだ、考えてみれば、忘年会というものにほとんど縁がなくなった。今日はあそこの忘年会、明日はあそこの…みたいにしていた時代が懐かしくすらある。
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