ずいぶん体調の良くなってきたので(まだ鼻声全開だけれど)、土産物配りもかねて、久々に外に出た。
久々の外食、やっぱり好物のカツ丼に限る。小浜市内では、やまと庵のカツ丼が一番私の好みだ。
腹一杯になったあと、上根来へ。与左衛門の冬支度などをずっとしてなかったのだ。
冬晴れの上根来。助太郎をはじめ、どの家も雪囲いをして冬支度が完了している。
与左衛門もちゃんと雪囲いが終わっていた。あこちゃんがやってくれていたようだ。ここのところ、毎年やってもらっていて申し訳ない。
雪囲いの下にはもう雪が少し積もっていた。先週、東京にいたころのものだろうか。
ブレーカーを切り、水道管が破裂しないように外にある水抜きバルブを開け、給水栓も閉めて冬支度になるのだが、さすがはあこちゃん、全部完璧にしてくれていた。
ふと見ると、ナツメの木の一番上に、今年採らなかったナツメの実が枝に付いたまましなびていた。あんな美味い実をなぜ鳥も猿も食べないのか不思議だが、とにかくもったいない。来年はあそこまで採ってやろう。
帰り道、ふと見ると上根来小学校がなくなっていた。今年上半期のうちにも取り壊すと聞いていて、なかなか壊さないなあと思っていたのだが、さすがに年内には実行したようだ。
思えば上根来での活動の当初はここを拠点にしようと考えて、何とか再活用できないかとあれこれ考えたり、参考のためにと高知まで行ったりしていたのだった。
雨漏りもひどくなって、もういつ倒壊してもおかしくない荒れ果てた状態になっていたけれど、こうしてなくなってしまうとやはりさみしく、しばらくぼんやりと跡地を眺めていた。そんな頭の片隅には、「このスペース、いろんな活用ができるんじゃないか」という思いもあったのだけれど。
廃校になって学校が無くなっていくのは寂しいですね。母校を無くす人は尚更ですよね
返信削除もともと複々式で教室が2つしかない学校でしたが、卒業生は何十人もいるわけで、皆さんそれぞれに思いがあるでしょうね。
返信削除取り壊し前の講堂や教室にあった黒板にもいっぱい思い出書きがありました。
私の故郷も過疎化が進み、小中学校の合併があり、廃校になる学校がありました。墓参り等で近くを通ると、学校が無くなっている事に気づくので地方の現実と人口減少を実感させられます。
返信削除小学校は地域文化の要であり、未来への希望の象徴ですものね。たとえ地域から子どもがいなくなったわけではなくとも、「おらが村の学校」がなくなるのは本当にさびしいものです。
返信削除