昨日から女房の妹が墓参りに来ていて、今日帰るのに合わせて女房も楽器修理などもろもろの用で大阪へ一泊で行くことになったため、近江今津まで車で送っていった。
昼メシをどこかで、ということになって久しぶりに「西友」でうなぎを食った。
よく知られているのに関東のうなぎは背開きして蒸すが、関西のうなぎは腹開きで蒸さない「地焼き」である。だからうなぎがふわふわしていなくて、むしろパリパリして、噛みごたえもある。地域によって好みはあると思うが、私はやはり地焼きのうなぎが好きで、関東のうなぎは歯ごたえがないというか頼りない感じがして、味も濃密さに欠ける気がしている。まあこのあたりはあくまで好みなので。
で、今日は「ひつまむし」を注文。「ひつまぶし」ではない。うなぎなので長物ということで(精がつくという意味もあるか?)「まむし」というのかな?と思っている。これがおひつに入って出てくるから「ひつまむし」。理にかなったネーミングだと思う。
対して「ひつまぶし」とは?
WiKiで調べてみると、刻んだうなぎをご飯に「まぶす」からだという説と、「まむし」が訛って「まぶし」になったという説がある。
面白いのは、「まむし」は長物だからではなく、関西ではうなぎの蒲焼を「まむし」と呼ぶからだということが書いてあって、さらにその「まむし」は蛇のマムシからではなく、蒸すので「真蒸し」という説と「まぶし」の転訛説があるという。なんだか堂々巡りだ。でも関西は蒸さないぞ。
まあでも関西である滋賀県で「まむし」というのは納得できる話である。
ところで「ひつまぶし」といえば、私には思い出すことがある。
もう8年も9年も前のことだったと思うのだが、名古屋の鶴舞でセミナーを開いた。名古屋では最初のセミナーだったのではなかったかなとも思うのだが、ともともさんと待ち合わせて、11時の開店に合わせてどこだったかのひつまぶしの店に入った。SUKIYAKI塾名古屋など影も形もなかったころで、とにかく手探りで、それでも何かやろうと思ってバタバタと飛び回っていた。
あちこちで少しでも安い会場を探して、あちこち手配していた。行ってみたらホワイトボードじゃなくて黒板だったとか、まあいろいろなことがあった。
今年は出願講座も筆記講座も、APEC-semi主催のものをまったくやらなかった。こんなことは初めてである。SUKIYAKI塾セミナーや各種団体・企業等からの依頼で講師をやっていると、もう自分で主催する日など残っていないのである。ともともさんと2人でひつまぶしを食っていたころとは隔世の感がある。
もっとも、会場手配がいらない分だけ楽になったのだけどね。それに口頭試験模擬面接は今でも自分で会場手配してやっているし、APEC-semi主催がゼロになったというわけではない。
ただ、かつての「初心の頃」を折に触れて思い出すのはやっぱり大事だと思う。
本当に懐かしいですね(^^)
返信削除当時はAPECさんが来るといえば一大イベント、なんとしてもいい店に、と思って探したのが、あのときお連れした「うな富士」です。
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230105/23000105/
当時はいまほどうなぎは高騰しておらず、2000円前後で食せました。
このときのセミナー会場は、建物そのものが取り壊されて無くなっています。私は役所に転職してすぐぐらいの頃で、もう、9~10年前になるんですね・・・。
ああそうそう、うな富士でした。懐かしいなあ。
返信削除当時は本当によくしていただいてありがとうございました。
今や、矢場町まで自力で来い、行ってみれば罰ゲームもかくやという台湾ワーメンですからね。^o^;
でもそれだけ気安い仲間になれたということですね。