2017年4月10日月曜日

楽しくもさみしい

みちのくから一気に九州へ移動である。

月曜日の朝7時台の仙台駅ペデストリアンデッキ。今日は肌寒い。
仙台空港まで電車で20分ほど、空港のビジネスラウンジで仕事をして、福岡空港まで飛行機である。

雪を頂く東北の山々(なんという山かはわからないが)を眼下に見ながら、日本海側に抜ける。おっ、このコースだと小浜の上あたりを飛ぶんじゃないか?と思っていたのだが、まもなく眼下は一面の雲に。

そしていつもの上下分割2色の世界になった。2時間のフライト、ほとんどひたすらPC仕事である。添削に追われ続けているのだが、なんとか100本ノックも更新したい…^^;

福岡空港が近づき、最終着陸態勢に入る。うっすらと志賀島がみえる。

福岡のまちを見下ろしながら福岡空港に着陸、福岡空港は地下鉄わずか2駅で博多駅なのでとても便利。

博多駅であわただしく昼食。もちろん博多とんこつラーメンである。

小倉まで新幹線、小倉から特急ソニック。JR九州の車両はおしゃれなので、今回はフンパツしてグリーン車に乗ってみたのだが、なんともおしゃれ。

3時半すぎ大分駅に到着。ホテルにチェックインしてデスクワーク。そして7時過ぎにホテルを出るも、大分のまちは雨である。寄り道する気にもなれずまっすぐ会場へ。
18:30より講義。21時前に終了。そのまま懇親会へ。

なんだかよくわからない串カツの店に行ったが、どうも看板からして怪しいなと思っていたら、なんとあの「新世界の山ちゃん」の系列店じゃないか。
そう思ったらかえって安心してたらふく飲み食いしてしまった。

途中オーダーして出てきたこれ、魚肉のてんぷら(カツ)である。徳島的には間違いなくフィッシュカツなんだけれど、これを大分では「ギョロッケ」と呼ぶ。いやいや佐賀で食べたギョロッケはまさにコロッケでしょうと思うのだが、大分の人にとってはこれがギョロッケらしい。うーむ、B級グルメは奥が深い。

…などと脳天気に飲んで食っているのだけれど、ここには智越さんがいない。
2年前のひこそう全国大会に集まった皆さん、わかりますか。ムラりんさんと一緒に来てくれたあの智越さんです。
彼はほんの2週間ほど前、突然この世を去ってしまった。原因不明のポックリとしか言いようがないことだったらしいのだけれど、なぜとしか言いようがない。
飲み会のあと、ムラりんさんと2人で駅の方に歩きながら智越さんのことを話した。ムラりんさんのショックはいかばかりかと思う。
もっと話したかったなあ。一度グダグダになるまで2人でいろんなことを突き詰めて話してみたかった。いつもおちょくってばかりいたけれど。
ムラりんさんと別れて一人で歩き出したとたんにぽろりと涙が出た。

でも、NPO法人として新たなスタートをきった智楽フォーラムが、今日のように不安を抱きつつも活動して、終わってみればわいわいとにぎやかに飲んで、楽しみながらやっていくことをきっと彼は望んでいるし、そのことは誰よりもムラりんさんがわかっている。
明日は総監講義だ。がんばろう。

3 件のコメント:

  1. 智越さん、非常に残念ですね。
    5年前智楽の会にお邪魔した際、熱心に別府の温泉の専門的話をされました。また、2年前に天橋立を案内した際、嬉しそうに又覗きされていた姿を思い出します。美男薄命と言いますか、ご冥福をお祈り申し上げます。

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  2. 非常に驚いてます。
    ブログや話で聞いてて、是非お会いしたいと思っていたのですが...
    ご冥福を祈るばかりです。

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  3. 本当に、なんと言ったらいいのか。
    智楽フォーラムは智越さんが発案されてNPO化されたそうです。
    この活動が継続していくよう、私もできるだけのことをしたいと思います。

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