午後2時、4月のGoogleカレンダーをセカンドディスプレイに表示しつつ、身構えてパソコンの前に座った。
レア物チケットを手に入れようとしているのではない。本日14時より、ANAで10月下旬までの搭乗券が予約販売されるのである。
10月ですよアナタ10月。世の中はまだ1月、折からの冬将軍襲来で屋外は銀世界、最高気温がせいぜい3度か4度という時期に、雪解けの春はおろか新緑の季節、梅雨、さらには猛暑の真夏を通り過ぎ、夏の終わりを惜しむひぐらしの声さえ彼方に遠く、秋の夜長にすだく虫の声さえまばらになる10月下旬までの飛行機予約をやってしまおうというのである。いくら忙しない世の中だといえど、これはさすがにどうなのよと思いつつ、少しでも安く、少しでもいい席を、と14時になるやいなやばしばしとキーボードを叩く私なのでありました。
予定の便は全部取れた(てか、1月に9月の行動予定まで立ててあることがちょっとムナシイToT)が、ナンダコレハと思う現象に遭遇。
伊丹→那覇など人気路線の便が、前方座席の窓側と通路側の席がことごとく指定できない。まさかこんなに早く予約で埋まったとも思えない。
ふと見ると、「あと2万円ほど出したら窓側のいい席がとれますよ~」という誘いの文句。
ちょっと待て。何が寂しゅうて3ヶ月も4ヶ月も先の予約で普通運賃並みのカネを払って、ビジネスクラスでもなんでもないエコノミーの窓側席を取らにゃあいかんのだ。
そのうえ「明日中に支払わなかったら、ぜーんぶキャンセルになるけんね」って、お兄さん、というかANAさん、ちょっと商売があこぎじゃあねえですかい。
ずーーーっとANA贔屓で、今やマイルなんぞ10万を軽く越えているのだが、なんだかすーっと気持ちが冷めてしまった感じだ。
何ともいえぬ気分で、介護関係の申請をしに市役所へ。ようやく冬型も緩んだのか、青空が見えた。
ナンダカヨクワカラナイ説明で申請をなかなか受けてもらえない。添付書類もないとのことで、あえなく退散。
なんだか世の中寒々しいなあと思いつつ通りに出てみると、また雪が降っている。
うなだれて帰宅したものの、持って来いと言われた書類がよくわからない。もう面倒になってきて、とてももう一度出直す気分になれず、早々と風呂に入ってビール飲んで寝てしまった。^^;
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