2016年3月8日火曜日

里山商会の夢を見る

夕飯の支度も終わって食卓につき、テレビをつけたらいきなり自分の顔が出てきてびっくりした。
先日の雪室蔵出しのことがNHK福井で流れていたのだ。
当日の夜にはCATVでも流れていて、福井新聞にも掲載されていたから、けっこうメディアに取り上げていただいたようだ。汚い顔をそこいら中にさらして申し訳ない。^^;

そうしたおかげもあるのだが、雪室に入れていた日本酒や低塩へしこが販売に向けて動いている。
すでに付加価値製品として売っている酢と合わせて、これで3品が雪室ブランドで売られることになる。
たけしの米もその予定だし、先日予想外の好結果が出た醤醢も可能性が出てきて、ワクワクするとともに、「ここまで来たなあ」という思いと「もっとがんばらなきゃ」という思いが交錯している。

上根来百里会のKさんのお父さんが、今年は炭を焼かれるそうだ。たけしはじめ炭焼きを覚えたいと希望しているメンバーもおり、行政からの応援打診もあって、こちらも進みそうな気配。
とち餅継承プロジェクトも百里会や若狭東高校が絡んで進む可能性があるし、若狭坊ががんばってくれている日本遺産の休憩所作りも新年度は何らかの形で進むだろう。
思えば最初に上根来小学校跡に寝袋で泊まったのが2011年、もう5年前だ。あれから試行錯誤しつつあれやこれやとやってきて、ようやく花開く時期にさしかかったか?

毎年のように官民様々な補助金をもらってやってきたけれど、思えばいつも市役所のどこか、誰かが助けてくれていた。まあこれは上根来に限らないのだけれどね。WACおばまも私も、本当に助けられてきた。感謝感謝です。
恩返しのためには、やっぱり自立しないといけないよね。これまでやってきたいろんなものを束ねて、これを市場の中で回るようにして、継続していく組織を作らないといけないなあと思い始めている。
WACおばまは地域でのそういった自立的な活動をサポートする組織だと思っているから、軌道に乗ってからも主導するべきではない。だから何か新しい組織だね。
NPOでもLLPでもいいけれど、たとえば上根来の雪室やアブラギリ、炭焼き、グリーンツーリズムなどなどをひとまとめにして市場につなげて、百里会の皆さんと一緒に里山維持をしていくような組織、「里山商会」みたいな組織を作りたいなあ。
あれ、これって六次化ってやつかな。

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