2018年10月19日金曜日

新スマートウォッチ

スマートウォッチを買った。
また小物買いやがったなと思ったアナタ、違うんです。
スマートウォッチは2年ほど前に買ったソニーのスマートウォッチ3をずっと愛用してきたのだが、どうも調子が悪いのだ。
時計としてはちゃんと動くし、メールや電話が来ればちゃんとバイブで教えてくれるのだけれど、歩数カウントをはじめとするフィットネス機能がうまく動かないのである。
オマエにフィットネス機能なんて必要なのか!と言われると黙ってうつむくしかないのだけれど、まあいいじゃないか。
半年程前からこの歩数カウントをはじめとするフィットネス機能がうまく動かないことが多々あり、そのたびにスマホとのペアリングをし直したりしてだましだまし使ってきたが、今回はそれもできなくなり、さすがにもう寿命かなあと思って買い換えることにした。私の場合、上根来をはじめとしてアウトドア系の、時計にとっては過酷な状況も多々あるから、仕方ないのかなあとも思う。実際スマートウォッチ3をみると細かい傷がいっぱいあるし。

で、何にしようかなあということなのだが、いいものではガーミンなんか10万円以上する。しかしそれはさすがに高い。
アップルウォッチやスマートウォッチ3はだいたい3~4万円くらいのようだ。
安いものでは数千円くらいのものがネットにうじゃうじゃあるけれど、ちょっと不安もあるし、シリコンバンドのおもちゃっぽいのは嫌だし。

で、結局買ったのがこれ。TicWatchProといいます。中国Mobvoi社製のスマートウォッチで、なかなか評判がいいし、スマートウォッチ3が四角い画面だったから今度は丸いのがいいなあと思っていたので、ちょうどいい。
ファーウェイのスマホや、私も使っているGPDポケットなどをみても、上海~深センあたりのメーカーは、かなり成熟してきているので、一度試してみようと思って買ってみた。値段は3万円。アップルウォッチやスマートウォッチ3より若干安い。

これが気に入ったのは、液晶画面が2重構造なこと。
普段は上部のFSTN液晶パネルで100均にも売っているデジタルウォッチみたいな画面で、時刻と日付、歩数だけが表示されているのだが、腕を傾けるなどの動作を感知すると、その背後にある有機ELディスプレイのウォッチフェイスが表示されるという仕組みだ。
上部のFSTN液晶は省電力なので、売り文句によれば「30日間バッテリーがもつ」らしい。まあ、30日というのはいくら何でもとは思うけれど、長持ちするのは嬉しい。

充電には専用のマグネット充電器が必要で、スマートウォッチ3はUSBを直接つないで充電できたから、その点では旅の荷物が増えて面倒くさい。でも本当に1ヶ月近くも充電せずに使えたらほとんどの旅には持って行かなくてもいいので、そこには期待したい。

全体はこんな感じで、私の好きな黒だし、バンドは皮(内側はシリコン)なので、おもちゃっぽくもない。でも私は金属バンドが好きなので、同時にクロムバンドも買った。

早速付け替えてみると、こんな感じで実にいい。まさにほしかったデザイン。

スマートウォッチ3と並べてみると、いくぶんTicWatchのほうが画面が小さいか。ただスマートウォッチ3より分厚くて、腕の上でずしりと存在感がある。メカメカしてるし、女性にはとても合わないデザインだけど、私はこういうメカメカしたのが好きなんだなあ。

しかし、XperiaEarが2台続けて早々に壊れてみたり、スマホのXperiaがなんとも不格好な、ランチパックと揶揄されるぶくぶくボディになってしまったりして、身の回りからソニーのものが減ってきているなか、またもソニーのガジェットがひとつ減ってしまった。

考えてみれば、最近愛用のミニミニ添削セットは、ファブレットがASUS(台湾)、GPDポケットが中国深セン、ジェミニがイギリスで、日本製がひとつもない。
まあ、シャープだって台湾メーカー傘下だし、NECもレノボだ。そもそも今の時代、表向きのメーカー名が何であれ、実際に作っているのは…と思うと、日本製にこだわる理由はどこにもないものな。実際、ソニーのXperiaEarの体たらくを体験してみると、変な国産信仰みたいなものは前時代的なんじゃないかなあとも思うし。

まあともかくこの新スマートウォッチ、デザインも機能も気に入ったので、11月の口頭試験セミナーはこれをつけて行きます。

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