2018年2月5日月曜日

雪をすり抜けて

さっぽろ雪まつりが今日から始まる、まさにその日に帰宅する馬鹿者である。

悔しいので札幌駅までは会場を通って歩いて行くことにした。これは薬師寺大講堂。

ストックホルム大聖堂。スウェーデン関係者と思われる方々を交えたセレモニーの最中で、粉雪が舞う中を出席者が寒そうに座り、その前で音楽隊が楽器にビニールをかけ、カタに雪を積もらせながら演奏していた。うーむ、みなさん大変だあ。

手塚治虫関連の雪像で、隣接して資料展示のようなものもやっていた。興味はあるが、寒いし雪は降ってるし、何より時間がないのでパス。

市民雪像の中にはまるっきりこれから作ります状態のものもあった。^^;

札幌駅を10時過ぎに出発するエアポートで新千歳空港へ。向こうのホームには見るからに寒そうな振り子電車が止まっていた。どこかから来た特急なのかなあ。

新千歳空港に到着し、土産をわーっと買って、カードラウンジで添削仕事。時々粉雪が少し舞うけれどいい天気だ。なんたって晴れ男なのだ。わはは。

離陸してすぐ、氷結した湖が見えた。どうもウトナイ湖らしい。ここでもワカサギ釣りやってんのかな。
さらば冬の北海道。今度はもっとゆったり来たいと心から思った。
青森にかかったあたりから下界は一面の雲になったので、バイオ君を取り出して仕事に精を出す。

ふと下を見ると、なんてことだちょうど三方五湖が見える。そしてその先、小浜のあたりからが完全に雲に覆われていた。どうみても雪が降っている。こんな光景を上から見るのは始めてだ。
おいちょっと待てよ。大阪から先、オレって帰れるのか?と不安になってきた。機内WiFiがあるので調べてみると、おおなんてことだ、大阪からのサンダーバードが全滅しているではないか。こりゃダメだ、帰れない。

飛行機が進み、丹波山地を越えると、大阪はのんきにも晴れていた。
伊丹空港からバスで大阪駅へ。そしてそこから、新快速で京都へ、さらに京都からサンダーバードではなく特急「まいづる」で東舞鶴へ。そして敦賀からではなく西の舞鶴ほうから小浜へ。
このルートは滅多に通らないのだが、北陸とは無関係のルートなので雪の影響を受けにくいのである。そして今回の雪は北陸と山陰に降っているので、その中間である京都府の、それも丹後半島に関わりの無いこのルートは雪の影響を受けにくいのである。
まあともかく、気圧配置・雨雲分布・各地の降雪状況・JRの運行状況などを飛行機の中で確認し、さらに電車が混んでいるといけないので、飛行機の中から特急指定席も予約して(結局ガラガラ、というか指定席一車両におそらく10人も乗ってなかったけれど^^;)、まあつまり万全のリスク低減策を講じて、ダイヤ通りに小浜に帰り着いたのである。
わはは、どうだどうだと自慢しつつ、帰宅してからバイオ君をテーブルに出すとき、きっと女房にその見慣れぬパソコンは何だと言われるに違いないので正直にパソコン忘れ事件を告白し、どーだどーだ的態度が一気にしょんぼり君になってしまった私でした。

4 件のコメント:

  1. 予定通りに帰宅できて何よりでした。
    でも、今回は晴れたからというよりは、
    リスク低減、中でも鉄の能力全開の成果
    ですね��
    さすがです。

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  2. ちょうどうまくすり抜けられたって感じですね。
    鉄じゃねーし。^^

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  3. 北海道でのセミナー、ありがとうございました。
    打ち上げには参加できませんでしたが、盛り上がったようで何よりです。
    また、会える日を楽しみにさせていただきます。

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  4. 久々の2月の北海道は楽しかったです、
    また5月に会いましょう!

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