2016年6月10日金曜日

宇佐・中津行

朝ゆっくり起きて(起床時間は遅いが就寝時間も遅いので、結局6時間程度の睡眠なのだが)、「やよい軒」で遅い朝食をとって博多駅から大分行きの特急「ソニック」に乗った。
3時間ちょっとの電車旅だが、ひたすら(もう本当にひたすら)添削をしていた。
14時過ぎ、別府に到着。村リンさんとSさんが待っていてくれた。にもかかわらず、昼食をとる間さらに待っていただいた。申し訳ない。
村リンさんの車に乗せていただいて宇佐と中津へ。
宇佐の県立歴史博物館にて濃密な時間を過ごさせていただいた。施設が施設ゆえ写真は遠慮したが、国東の歴史、とりわけ仏教伝楽に関わる歴史に、同じ神仏習合で世界遺産を目指した小浜市民としては深く感銘を受けた。

続いて宇佐市平和資料館。倉庫か農産物直売所にしか見えない中には、零戦が実物大でどーんと置いてあり、宇佐海軍航空隊の歴史資料がある。
この航空隊から神風や「桜花」が飛び立っていった。そして散っていった若い人たちの思いを考えると涙が出るが、同時にそこに彼らを赴かせた奴らのことを思うと怒りで体が震える。それが戦争の狂気だと思う。
仏教伝来の昔から培われてきた歴史の中に、こういった禍々しい歴史も隣り合わせであるのだ。

続いて中津へ。中津城はなかなかに秀麗なデザインなのだが、これは本当にあったのかどうかわからないとも聞いた。そのあたりは面白いなあと思う。でもまあ、今の時代においてこれが何らかのシンボルになって地域活性化の一助になっているのならいいではないか。

私は城を見るとすぐに石垣に目が行くのだが、最上段の4段ほどの角石が妙に小さく(というかこの石垣の角石は全体に小さい)、また算木積みになっていない。えー、あんなので天守の重量を支えられるの?と思ったが、もしかすると天守の重量は石垣の天端にはかかっていないのかもしれない。

福沢諭吉宅。もう時間切れで入館はできなかったが、こういう家屋は好きだ。

別府に戻り、ホテルにチェックインし、セレブ智越こと天才智越ことジゴロ智越さんと1月以来の再会を果たし、4人でイッパイ。智越さんお勧めの「チョロ松」でビール。美味い。
あれこれ美味いものを食って飲んで、最後はバーで久々のボウモアを舐めて、ホテルに戻ったら大浴場はもう時間切れだったので、部屋のユニットバスに入った。別府に来て、ですよ。ToT

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