雪室の第1回蔵出し。今年はチャンネルOの番組を組んでもらっているので、それ用という面が大きい。
さすがは上根来で、まだ雪が残っている。といっても、例年とは比較にならない量だ。例年ならここには2m近い除雪の雪山があって、屋根にもどっさり雪があるのだから。
ゲストハウスの雪囲いにはまだまだ雪が残っているけれど、もうスノーシューズも長靴もなしに出入りできる。
雪室のあたりにももう雪はないけれど、雪山はまだまだ元気である。
貯蔵食材のうち、野菜の一部と酒など、そしてへしこを取り出した。
食文化館にて糖度測定と試食試飲。糖度はジャガイモ以外は期待外れ。野菜もカビが目立ち、なんだか今年は例年よりも水分が抜けたりもしていて、出来がいまいち。外気温が高いせいか、雪室の保温や断熱構造がちょっと違うのか。でも貯蔵庫内の温度は1~2度で順当。
特筆すべきは醤醢。鯛醤醢はナニモノカが凝固してオリのようになって沈殿している。醤醢自体も大変まろやかになって、醤油というよりお出汁に近い。とんがった味がなくなった分だけ旨味成分が目立っている。
この刺激成分がなくなってまろやかになるのは、酒でも酢でもコーヒーでも同じなのだが、実に面白い。
夜、母が入院。熱が出たり吐き気がしたりしていたのだが、急性腎盂腎炎との診断で、食べられないので入院して点滴とのこと。まあ大事ないそうで数日の入院ですむとのことだったから一安心なのだが、数日程度はバタバタしそうだ。
お大事にしてください 親孝行忘れずに
返信削除ありがとうございます。おかげさまで大事ないようです。
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