2020年11月17日火曜日

松ぼっくり物語

ほぼ毎日歩いている海岸通りには、クロマツがたくさん生えている。
基本的に小浜では海岸近くにはクロマツ、山にはアカマツが生えている。
昔はどちらも簡単に手に入ったのだろう、祭りの時には祭礼本陣入り口の向かって左側すなわち男側(というのかひな祭りで男雛を置く方)にクロマツ、右側すなわち女側(女雛を置く方)にアカマツを置くという慣わしがある。(ちなみにこういったところがいつのまにか廃れてしまったのであろう、最近の祭りでは二本ともアカマツという笑ってしまうような本陣が非常に多い)

話がそれた。
いつも歩いている海岸通りにはこういった松並木が(自然の松並木が)ある。

松だから当然松ぼっくりがあるわけだが、10月にふと見ると緑色でかたく閉じている。子供の頃から拾って遊ぶ松ぼっくりは茶色く開いていた。 どこかで開くのだろうけれど一体いつも開くのだろうと思って、どうせ毎日のように来るのであれば記録してみようと思って定点観測をすることにした。

10月27日。緑色の松ぼっくりは硬く締まっている。ちなみに真ん中左側の2つに注目してほしい。

11月4日。少し茶色くなってきたが、まだまだまったく開いていない。

11月10日。おお、茶色になった。こちらを向いている松ぼっくりがちょっと開き始めているか?

3日後の11月13日。こちらを向いている松ぼっくりがはっきりと開いてきた。

翌日の11月14日。一気に開いた。そうか、松ぼっくりってじわじわ開くんじゃなくて、どこかで弾くように開くんだ。そうだよな、羽根が付いた松の実を風に乗せて飛ばすんだから、一気に開いた方がいいよな。

11月16日。さらに開いた。もう全開という感じである。隣の松ぼっくりも本格的に開いている。

そして今日はもう変化はない。たぶんもうしばらくすると下に落ちると思う。そして画面右下の2個がこれから開くのかな。

ちょっとしたことなんだけど、こんなことをしていると毎日飽きないね。^o^

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