2020年11月18日水曜日

松ぼっくり物語2

昨日松ぼっくりが開いた話をしたのだが、今日はその隣の松ぼっくりが開きだしていることを発見した。

少しずつ開いているよね。半分暇つぶしで観察を始めて見たのだが、時期が来れば思っていたより急速に変化が来るのだということを発見した。
バタバタと日々を過ごすのではなく、何かひとつのものを凝視というか観察してみると、けっこう面白いことがあるのだなということを再発見したコロナ禍であったということか。
もう15年以上、もしかすると20年近く前になるだろうか。毎朝早起きをして里山に入りコナラの実を拾っていた。どんぐりを食べてみようと思ったのである(その記録はこちら)。
その時も日単位で季節が進んでいくことを実感した。毎日同じような仕事の繰り返しの中で、「昨日と今日が違う」ということを実感した本当に貴重な体験だった。
考えてみれば、例年であれば旅から旅の繰り返しの中で、昨日と今日はそもそも全く違うところに起居して、昨日と今日が違うことなど当たり前の生活をしていたのだ。
それが今年は毎朝同じ時間に目覚め、似たようなメニューの食事を作り、同じような格好で、同じような音楽を聴きながら、同じルートを毎朝歩いている。
昨日と今日の違いが全く見当たらない中で、自然に目を向ければ「昨日と今日が違う」ことが発見できたりする。
物理的に移動していることが実は本質的なことではないのだなという気もしてきた。うーむこのままいくと、旅をしなくても人生が楽しいのではないかと悟ってしまいそうな気がしてきた。^o^;

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