2020年5月31日日曜日

これからの可能性

今日で5月も終わりだが、結局県外に一度も出なかった。というか、市外に出たのも敦賀市とおおい町に買物に行っただけだ。かつてないStay Homeな一ヶ月だった。

マーケットに行ったら、ATMコーナーでソーシャルディスタンスをちゃんと守って並んでいた。小浜の人って真面目だな。こういうのって自慢できることなんだろうな。
私は屋外を歩くときなどはマスクはしない(する合理的な理由がない)のだが、ある程度人がいるようなところや屋内ではマスクかバフをするようにしている。これは感染防止というよりマナーみたいになっている。
こういうマジメさあるいは用心深さが感染拡大を低いレベルで抑制する力になったのは、最近の北九州などでの例をみても確かなんじゃないかなと思う。
経済活動とのトレードオフだから、中庸ラインをどこに取るかは難しいのだけれど、今回のレベルから少~しだけ緩めのあたりがよかったのかなという感触を持っている。
BCG摂取をしているから重症化しにくいとか、実はもう集団免疫ができているとか、いろんな説もあるけれど、これといった確証が得られていないものに賭けるのは愚かというものだろう。こういうときにはすぐ自分の考えに有利な仮説ばかりを集めて振り回す人が出てくるけれど、やはりここは予防原則的に考えるべきなのだろうなと思う。

この週末、SUKIYAKI塾東京ではいくつかのWeb講座を開いたようだ。そこからいろんなメリット・デメリットや改善点が出てきたようで、やはりまずはやってみないと何もわからない、「やってみて、考えて、またやってみる」を実践している人たちは強いなあと思った。
マンツーマン講座の受講生の皆さんからも、テレワークその他でいろんな話が聞けるのだが、今後もテレワークを希望する人を募ったら、会社としては何とか50%以上にしたかったのに、50%どころか70%もいたという話もあった。
かと思うと、テレワークだと仕事がぜんぜん進まないからダメだという人もいるようだ。
Web講座といい、テレワークといい、こういうところで今後は差が付いてくるのだろうな。
「リアルじゃなきゃダメ」という人や会社の多くは、きっと「リアルしかできない」のだと思う。リアルにはリアルの長所があり、バーチャルにはバーチャルの、リモートにはリモートの長所があるのだから、人も会社もリアルでもリモートでもできるようにしておいて、いいとこ取りをしていくべきなのだろう。

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