2019年8月24日土曜日

徘徊同級生

お水送りが終わると春が来て、地蔵盆が終わると秋が来る。
小浜の歳時記は本当にそのとおりだなあと思う。本当に涼しくなった。
こうなると私が俄然自転車に乗りたくなる。私の愛車は20インチの何の変哲もない折りたたみ自転車で。購入してもう6~7年はたっているのではなかろうか。気温がやさしい季節にしか乗らないのだが、でも元気に動いてくれている。

西津橋を渡っていると、江古川と北川の合流点で、江古川からの水だけが茶色いのが実によくわかった。どうしてかな、江古川はかなり上まで感潮域だから、そのあたりに溜まった水が濁水長期化みたいな現象をおこしているのかな、そうすると水生生物はどうなっているのかな…などと、ちょっとしたことからあれこれ考えを巡らせるのは楽しいものだ。

日吉海岸まで行き、自転車を止めて、今度は海風の気持ちいい海岸を散歩することにした。沖を見ると、蘇洞門遊覧の船が出てくるところだった。

小浜公園近くまで来ると、夏の名残を惜しむかのように2組の家族が海水浴をしていた。
実は自転車を止めてからここまでずっと口述添削をしつつアヤシゲにぶらぶらと歩いてきたのだが、ふと見ると、ざっくざっくと勢いよく歩いてくる人物がいる。ポロシャツにハーフパンツ、ウォーキングシューズに首にはタオル。やる気満々ではないかと思って見ると、同級生のとしあき君である。
「何しとるん?」
「ウォーキングやんか。おまえは?」
「…お、おれも」
思わずウソついてしまいました。ToT
でもよく考えてみると、彼の家は私の家の近所である。えー、あそこからここまで歩いてきてまた帰ると、きっと6~7kmあるぞ。そんなに?よもや徘徊?
帰り道、さすがに喉が渇いたのでともしの店に寄ってアイスコーヒーを飲みながらその話をすると、
「お前、何言うとんねん。そんなの生やさしいわ。歩くんなら10kmは歩かんと」
と言われた。どうやら我が同級生達はそろいもそろって徘徊を繰り返しているようだ。

2 件のコメント:

  1. 必然です!キッパリ!!

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  2. その同級生とは昨夜も会いました。まったく同じ格好で歩いてました。^o^;

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