2019年8月29日木曜日

海岸歩きは楽しいものだ

連日天気がぐずつき気味である。
(九州北部の方々にこんなことを言うと叱られるだろうけど…こうして全国行脚のようあ人生を送るようになってみると、どの県の被災情報が入ってきても、誰かの顔が思い浮かぶようになってしまう。もしかすると公私いずれかにおいて大変な状況かもしれないから連絡を取ることはしていないけれど、その都度心配していることだけは確かだ)

そんな中、今日の夕方になって空がちょっと明るくなり、スマホで天気予報を見ても今日はもう降らなさそうだったので、「散歩添削」をしに外に出た。
いやまったく、屋内で(それがどこであろうと)机の上のPCを睨みながらの添削をしていると、我ながら呆れるほど短時間で倦んじ果ててしまうのはどうしたことだろうか。かつては始業時間から終業時間まで、いやさらには残業時間に突入して夜中までPCとニラメッコを続けていられた人間とは思えない現状である。

いつものように自宅直近の浜に出てみると、鈍色の曇天の下に、いつもとちょっと違う光景があった。おわかりだろうか。左手の大島半島の向こうに山が見える。丹後半島である。これが見える日はあまり多くはない。知床半島の夕日に比べれば、おそらく100倍の頻度で見えるだろうけれど、それでもそうそうお目にかかれる風景ではない。

そこで自転車を駆って日吉海岸に移動してみると、ああやっぱり丹後半島がくっきりと見える。雨が降って大気中の塵が掃除されたのだろう。

何だか嬉しくなってしまって、晩メシのあと、もう一度自転車を駆って日吉海岸に行ってみた。もちろん漁り火や大島の集落の灯しか見えないけれど、背後から聞こえてくる放生会の稽古の音に心浮き立って、海岸通りを徘徊してしまった。
もちろんちゃっかりとスマホは持参しており、少し歩き、口述添削をし、大太鼓や神楽の音を楽しんだ。けっこうリッチな気分になる夜だった。

帰宅したものの、なんだか浮き立ってしまった心のままに再度外出し、西津のファミマのイートインでアイスコーヒーを飲みながらジェミニ添削。なんだか毎日同じようなことをしているようだけど。^^;

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