2018年3月2日金曜日

よく晴れたお水送り

RCCM合格おめでとう!などと暢気なことを言っていたら、その掲示板が突然シャットダウンした。有料掲示板の期限切れを忘れていたのだ。やれやれ追加入金か…と思ってみると、なんと旧様式の掲示板は3月末で閉鎖、追加入金は最低3ヶ月分ということで、入金もできない。つまり掲示板の中身が吹っ飛んでしまったということだ。なんてことだ。
慌てて新規掲示板を立ち上げたものの、盛り上がっている真っ最中に掲示板が消滅という事態、また書き込んでくれるようになるか…ToT

それはそれとして、今日は「お水送り」である。奈良・東大寺の二月堂で行われる「お水取り」とセットになっている伝統行事で、752年に東大寺二月堂が建立された際、全国の神々が招かれた「修二会(しゅにえ)」に、若狭の遠敷明神だけが漁に夢中になって遅刻し、おわびに清水を送ると約束したとの故事にちなむ。
下根来での山八神事に始まり、神宮司での一連の神事のあと、たいまつ行列で鵜の瀬に向かい、お香水を流す。
今年はふくい技術士の会の皆さんと参加し、本堂前に上がらせていただいて、はるか昔から続く神事を堪能させていただいた。

5時半ごろ、神宮司境内。まだ明るく、ちらほら人が集まり始めた。この寺は714年創建の古刹で、遠敷彦姫神社を迎え、神仏混淆の寺として栄えた。今も本堂にはご本尊とご神体があって、山門や本堂にはしめ縄が飾られる。

大護摩にお松明から点火されで燃え上がる。それを修験者が取り囲み般若心経を唱える。夜の闇の中に燃え上がる炎、響く般若心経、肌を刺す冷気、他では味わえない非日常の最たる光景である。

松明を大護摩に点火するところから、煙が上がり始め、やがて炎が立ち上るまでをところどころカットしてつないだダイジェスト動画です。

やがて大護摩から大松明・中松明・手松明へと点火して、1.8km先の鵜の瀬まで松明行列が続く。これがまた圧巻である。特に今年は滅多にない良い天気で、さらに行列の先に満月に近い月が山の上に出て、カメラ愛好家にはたまらないシチュエーションだったようだ。

終了後、「秀」で冷えた体を熱燗で温めた。最初からがんがん日本酒を飲んでいたので、かなり酔ってしまい、帰宅後は風呂にも入らず寝てしまった。

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