2017年9月8日金曜日

秋の気配は濃厚に

旅の後始末をざっと終え、明日予定している小浜小学校での火起こし体験用に、薪だの柴だのを取りに上根来へ。
旅に出る前が35度超えの猛暑で、つい昨日まで沖縄のアチアチの世界にいたので、何の疑いもなくTシャツにハーフパンツ、裸足につっかけで出かけた。
遠敷に入り、忠野を過ぎたあたりで急にひやっとしたので、車のエアコンを切って窓を開けてみると、涼しいではないか。いや、涼しすぎてちょっと肌寒いくらいではないか。
窓の外にはミンミンゼミがやかましく鳴いているが、よく見ればアブラギリの葉は黄色みをおび、いつの間にやら秋が夏に混じっていた。

上根来はダンドボロギクの綿毛がいたるところに飛ぶ時期になっていた。ああ、やっぱり秋に入っているんだ。

ナツメもたわわに実っている。今年もいっぱい食べられそうだ。
もう冷風機も扇風機もいらない、次はポロシャツと普通のズボンで来ればいいな。

auの中継アンテナも完成していた。秘境・上根来は今やドコモ以外はケータイ飛びまっせ状態になった。うーむ。

山を下りて帰宅したが、結局エアコンを入れずに窓を開けて走っていれば十分だった。
一週間いなかった間に、秋は一気にやってきていたのだ。その一週間の半分以上を八重山で過ごしていただけに、秋の気配に驚くばかりの私なのでありました。

夜、秋田で地震があった。熊本もそうだったが、知り合いが多くいる所の地震は心配になる。深度5強だと、耐震性の低い家屋や構造物は損壊する可能性があるし、条件次第では斜面崩壊もあるだろう。たぶん秋田はグリーンタフ地域だから地すべりなどよくない地質もあるはずで、気になるところだ。
秋田といえば私が新潟にいたときに日本海中部地震が思い出される。男鹿半島で津波にのまれた小学生が大勢いた。今回は内陸部だから津波の心配がないことが救いだ。
NHKのニュースを見ていて思ったが、最近は地震のニュースと必ずセットで近隣の原発への影響の有無が報じられる。まあ当然だろう。多くの技術者が関わっているのだろうな。原発の是非とは別の話として、現に原発が稼働していようがいまいが存在している以上、技術者のがんばりが必要なのだ。がんばれ。

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