口名田地区で「土笛作り」をやった。
思えば私はあれこれやってきたアウトドア体験ものの最初のころにのめり込んだのがこの土笛作りだった。
PTA活動の一環で竹を使った楽器作りなどをやったのが、息子が小学校4年のとき、つまり10才になるときで、その息子は今年29才になるから、19年前の話だ。土笛作りを始めたのもその年だ。
そのころ作った土笛。縄文式土笛は吹き口が1つで指穴も1つだ。粘土は上中の末野というところに取りに行って、野焼きで焼き上げた。
これは土鈴で穴がない。素焼きの粘土のカラカラと乾いた音で、かすかだがきれいな音がする。
考えてみればこれらの作品はもう今は1つもない。どこかにいったか割れたかしたのだと思う。
やがて土笛作りから焚き火そのもののほうに興味が移り火起こしや焚き火料理がイベントになっていって、それは今でも続いている。
土笛のほうは3年前に口名田地区の地域担い手育成事業の一環で本当に久々にやったが、野焼きのほうが短時間でバタバタとやったのであまりうまくいかなかったのが心残りだった。だから今回はリベンジだと思って気合いが入っている。
今日は、粘土は市販の教材用テラコッタ粘土を使い、対象者は子どもではなく地区の大人の皆さんだった。さすがは大人で、1時間半ほどの間に徐々にコツをつかんで最後はかなり面白い作品を多く作ってくださった。
これから乾燥させ、野焼きは10月22日の予定。野焼きだけでなく焚き火も楽しむつもりだ。かっぽ酒やっちゃおうっと。^^
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