2017年9月3日日曜日

アンガマの夜

5時半に起床。眠くて仕方がない。6時前、朝食を食べにハイウェイ食堂へ。

日本西端の県だけに朝は遅い。6時前でまだこんな風景。

朝からドンブリメシはちょっときついので、朝食はそば一杯。

6時半前に那覇空港に到着。 さすがに閑散としていて、ショップもまだ開いていない。
一昨日の夜10時半に到着したときももう閑散としていたが、計算してみると那覇滞在は33時間であった。あわただしいというより落ち着きのない男であるなあ。

那覇は曇り。7:20発石垣島空港行きJTA便は定刻通りに出発した。

着々と工事が進む第2滑走路を見下ろしつつ離陸。石垣島空港までのフライトは45分である。

途中、海の上になにやら不思議な光が。よもや海の中からゴジラあるいはべろべろの神様が出現するのではなかろうなと思うような光景であった。
不思議だなあと思いつつ、10分ほどでPC仕事も限界となり、ぐっすり寝入っていた。

車輪の出る衝撃で目を覚ますと、窓の外にはもう石垣島が間近に見えた。
予定通り8:15到着。到着ロビーに出るとaoさんが待っていてくれた。今日から旧盆なのに申し訳ないことだ。
10時から一次試験セミナースタート…って、受講生1人だし。ToT
やっぱり旧盆に来たことがそもそもの間違いであったのだ。
それもこういうときに限って手のかからない、もう十分に合格できますよという状態で、教えることもあまりなく、その先の二次試験対策の話も含めて、後半は雑談に終わった。

昼食は一休。初めて一休に来ることができました!とaoさんには話したのだが、中に入ってみると既視感が。このときは忘れていたのだが、去年の9月にも来ていたのだ。

牛そばとライスをオーダー。このときは忘れていたのだが、去年の9月にも同じものをオーダーしていたのだ。^^;

午前中は雨も降っていたのだが、すっかり晴れ上がっていい天気。去年もいい天気だったから、やっぱり9月はいいなあ。

竹富島がしっかり見える。もう2回も行ったから、もう一度行きたいとはあまり思わないけれど、すぐ近くだからまた行くこともあるかもしれないな。

その背後に大きく広がる西表島。ここにはぜひまた行ってみたい。といっても、前回にもうひととおり巡っているので、次回はちょっとディープに。
…ここまで書いて気がついたのだが、去年の9月に来たときと同じ行動を取っているだけでなく、同じような写真ばかりブログに載せていた。^^;

午後はRCCMのセミナーで、誰も来ないかな~と思っていたら3人も来たさぁ。
一応真面目(っぽく)4時頃まで講義と個別添削などをして、ホテルに送ってもらった。夕方からは旧盆行事があるので、今回は一緒に食事もなし。「銀」もなし。

とりあえずホテルで1時間ほど寝て、いつものゆらてぃーく市場でフルーツを買って送り、美崎町の居酒屋で一人夕食。思わぬところで一人居酒屋実現である。オリオンビール生に島らっきょう、海ぶどう、すくガラス豆腐。どこの島に行っても同じもの食ってるなあ。^^;
そして8時から、近くのホテル前の緑地で楽しみにしていたアンガマを見た。

ビニールシートでしつらえた座に、オジイとオバア(旧盆で帰ってきたご先祖様)を先頭に楽団(三線・笛・太鼓)と踊り子が入ってくる。

オジイとオバアが踊るのに合わせて、踊り子たちが体を揺すってリズムを取るのがかわいい。回りで見ている観客も自然と体が動き出す。青年団とのことだかが、若い男女なのだろう。

オジイとオバアが奇声を発しながら祈りを捧げる(?)

観客の中に入り込んだ青年団の質問役が、オジイとオバアにあれこれ質問する。オジイとオバアはあの世の人だから全部わかっていて答えるという設定なのだが、かなりすっとぼけた答えを返す。
「飛行機事故が多いけどなんでかな」「整備不良だな」
「あの世からどうやって帰ってくるのかね」「エレベーターで」
といった具合。
そして受け答えが終わると踊り子が踊りを披露する。

大半は裏声なのと方言バリバリなので理解できない。

そして最後はカチャーシー。観客も引き込まれて一緒に踊ったりする。私も誘われたら踊ってやろうと思っていたが、誰もこのおじさんのところには来なかった。ToT

そして一座は帰っていった。いやあ、堪能した。面白かった。演技はかなり練習してあるのがわかる。今日はいくつかの青年団による一座が石垣市内を回っているらしい。これは3日間続くとのことだ。また機会があったら見たいものだ。
満足してホテルに帰り、風呂に入ってさっさと寝た。

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