恐るべき四捨五入

何かヘンなものでも食ったのか、女房が昨日からお掃除怪獣なってしまっていて、リビングルームをひっくり返している。

我が家のリビングには対面式キッチンとテーブルの間に棚があるのだが、いろんなモノがいろんな入れ物に入って雑然と突っ込んであった。
ここにニトリで買ってきた収納カゴをずらりと並べて悦に入っていた。まあ確かに整然としているのだが、私は風呂上がりに綿棒を探すのに手間取って困った。また、棚のスペースに比較して明らかにカゴが多すぎるのも謎なのだが、それを指摘する勇気は私にはない。

で、それならオレも負けじと2階仕事部屋の掃除を始めた。長年少しずつ増築していたチェストを統合して整理し直し、なんだかイキオイがついたので安いディスプレイを買ってきてデスクトップをツインディスプレイにした。添削や模擬面接をやるときに2画面あったら便利だけどなあと思っていたので。

1階と2階でこんなことをやっているので、ちょっと半端なくダンボールと不燃ゴミが出る。今日も60kgくらいを小浜市のリサイクルプラザに捨てに行った。どうも女房には妖怪・断捨離も取り憑いているような気がするので、明日も行きそうな気がしている。^^;

ところで、今日は誕生日であった。誰の？ってワタシの。
55歳である。
なんということでしょう。四捨五入すると還暦である。
気持ちは若いつもりだが、山での身のこなしがのぼーんとしてきた。（だから他人様に迷惑をかけないよう、行動は控えめにするようになった）
睡眠不足であっても一度目が覚めると寝られないことが多くなってきた。（そのくせ宵っ張りはぜんぜん変らない。早起きになんぞ一生ならないような気がする）
固有名詞は（特に人の名前は）いよいよ出なくなってきた。（幸いなことに女房の名前はまだ出てくる）
まあとにかく誕生日だったのだが、ほとんどそんな話題にもならず、夕食は両親と女房と4人で鍋をつついたが、一度も話題に上らなかったような気がする。あ、はまかぜ通り商店街の岸ちゃんが「おめでとう」とショートメールくれたな。
まあこんなもんだ。ひとつ年を取ることが「だから何？」というイベントになっていくのだなあ。