福井県産業遺産に認定された「だるま窯」という瓦を焼いていた窯がある。どこにあるかというと、えーとあれば桂かな。あ、それは昔の呼び名か。今は東相生だったかな。まあともかく小浜市口名田地区、女房の実家からほど近いところにある。
近々イベントをやろうということになったので、一度現地を見たいと思って、さだよしさんに案内してもらった。
2基の窯跡があり、地元の「若狭だるま窯を守る会」が県や市の補助金を受けて、それぞれの窯を守る上屋を建て、案内看板などを作った。
だるま窯は、小浜市の伝統産業であった若狭粘土瓦を製造していた窯で、焚口が両側に設けられており、だるまのような外観をしていることから「だるま窯」と呼ばれてきたとのことだ。
資料によれば、「若狭瓦は約 400 年前、小浜城築城で使用されたのが始まりとされ、その後民間にも需要が広まり口名田地区などに 18 世紀ごろ産地が形成された。いぶし銀と称される黒っぽい瓦で、若狭の代表的伝統工芸の一角を占めてきたが、需要減少で 2010 年に生産が終わった」とされている。
そこいら中を掘って原材料の粘土を取っていたそうだけれど、東相生のあたりは段丘面だから洪積粘土層があったんだろうね。
2基ある窯のうち1基について、一部が落ち込んで穴が開いたりしていたのを修繕し、上屋も建てて、これからここを地域づくりの拠点にしていこうという段階だ。
近くには瓦が山積みになっている建屋もある(かなり傷んでいるが)。
イベントは3月27日に実施することにしていて、内容は目下計画中だが、アウトドアイベント的なものになるだろう。
28日は金沢で講義があり、29日はエコエコ自然楽校だから結構過密なんだが、まあがんばってやりましょう!
バタバタで行けませんでした。ごめんなさい。アウトドア火の祭典ですね。楽しみです♪
返信削除はい。せっかくできた上屋に火が燃え移らないよう注意します。^o^;
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