ペットボトルで作ったウクレレ。2Lのペットボトルがボディで、竹を削ってネックにしてある。
ネックにはちゃんとフレットもついてます。ツマヨージを削ったもの。弦は釣り糸。
糸巻きは蝶ナット。これでもちゃんとチューニングできて、ウクレレっぽく弾いて遊べる。
これは横笛。一番上が普通の篠笛で、娘が祭りで吹いていたもの。ちなみに我が地区の祭りの笛は全部私が作ってます。^^;
その下2本が「八重山の笛」。一番長いのが…えーと「東笛(あずまぶえ)」だったかなあ。
八重山の笛、東笛とも文献で見て作ってみたもの。八重山の笛は篠笛と似ているけれど指穴の配置(間隔)がずいぶん違っている。これを吹くと琉球音階っぽくなるから不思議である。
ここからはもう10年以上前に作ったもの。これは「うなり木」。オーストラリアのネイティブであるアボリジニが通信用に使っていたそうな。ものすごい音がする。
うぐいす笛。前の開口部を指で開け閉めすると、「ほーほけきょ」と音が出る。
こきりこ。五箇村の「こきりこ節」で出てくる。長さは七寸五分。「こきりこ節」では「こきりこの丈(たけ)は七寸五分じゃ。長いは袖のかなかい(邪魔)じゃ」とある。これは実際に使い方を知るとよくわかる。
かっこう笛。指の開け閉めで「かっこう」と音が出る。
ひばり笛。ぴーひょろろろと音が出る。
塩ビで作ったラッパ。吹いているのは現在大学4年生、当時小学生になるかならないかの娘。彼女はマウスピース楽器が家族で一番うまく、高校ではトロンボーンを吹いていた。
ホースを使ったホルン。マウスピースは塩ビの段落ちソケットを使う。先端はペットボトルのネックの部分から先を切り取って使う。…あれ?これだけ娘がちょっと大きくなってるな。1~2年後かな。
ガムテープ太鼓。45Lのポリバケツに布ガムテープをピンと張りながら放射状に貼る。びっくりするくらいいい音が出るので、ぜひお試しあれ。最初十文字に貼って、均等にふさいでいくのがコツ。
山で取ってきた天然の粘土を使って作った縄文の笛。粘土で作って10日ほど陰干しのあと、野焼きで焼く。見えている穴は歌口(吹き口)で、下のほうに指孔がひとつだけある。これを開けたり閉めたりしてヒョロロロとトリルで音を出す。暗闇で吹いてごらんなさい。ぞくーっとしまっせ。
縄文の鈴。穴は開いていない。中には小さな粘土の玉が入っている。ティッシュで玉をくるみ、それを粘土で包んで作る。野焼きできちんと焼ききると、中のティッシュは完全に炭化するから気体になる。カラカラ、コロコロと小さいけれどいい音がする。
こういう楽器を身近なもので作って音を出して遊んでいたのはいい思い出である。
今でもガムテープ太鼓は子どもたちとの活動で使っている。
「音が出る原理」「音階の原理」がきちんとわかれば、いろんなものを楽器にできるのだ。
何も言わず、子供たちよく付き合ってくれましたね、やっぱ、普通でねー、って、私も似たようなことしてたような気がしますが---。そういえば、昨日昔の写真私もみてしまいました。なんでだろー。
返信削除よくお子達のお写真をお撮りになっていましたね。
返信削除小職はこの時代は、子供との写真はありませんね。
何をしていたんでしょうね?
改めて子どもたちの幼いころを見ると万感胸に来ますね~
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