「NPOの日々」と言いつつも、昨日がんばって片づけたので、今日は午前中ぐーたらしていた。
午後、車の荷物を整理してから上根来へ。登山道の案内看板を立てるのである。
地元の皆さんで作る「百里会」の面々が集合して看板を立てていた。どなたもすでに上根来には住んでいないけれど、自分の家と里を守り、活動している。だから上根来集落の中は廃村の雰囲気がなく、集落の中を歩けば今にも誰かがすっと出てきそうな気がする。
これは、下流の移転先から20分ほど車を走らせれば来られる距離に上根来があることが大きい。こうやって半日常的なケアができている限界集落は珍しいらしい。確かにこうやって地域コミュニティが(時々だけど)保たれているから、限界集落と呼ぶべきなのかどうかちょっと悩むところだ。
さらに山道を少し上ったところでも看板を立てる。シカの食害が著しく、足元にはほとんど草が生えていない。そのせいか、表層の土は非常に柔らかい。豪雨に見舞われればすぐに土砂が流出してしまうだろう。本当に深刻な問題なのだ。
こうやって一緒の時間を少しでも過ごすことで、上根来の人たちと少しでも近しくなれることが嬉しい。
暑くもなく寒くもない、一番過ごしやすい季節に、気持ちよく午後のひと時を過ごせた。
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