2012年10月6日土曜日

NPOの日々~2日目

今日から「食のまつり」だが、そちらにはほとんど目もくれずに旭座へ。

「食のまつり」会場。今年も上々の人出のようだ。

一方の旭座。なんだか不思議な世界ができていた…

グレゴリー作「八十八」。日本には八百万の神様がいるという
話を私がしたことがあって、そのときに「米という字は八十八と
いう字が組み合わさっているんだという話もしたら、なぜかそれ
がインプットされてしまった結果のタイトルらしい。うーむ…^o^;

貴志カスケさんの作品は、電気や磁石を使っていると思うが
とにかくゆっくりと動く木や石など、動きのある作品。眺めて
いると時間がゆっくり過ぎていく作品。オブジェに欲しくなる。

トレーシーさんは震災瓦礫を取り上げた、主張の明確な作品。
市会議員をはじめとする方々から「あちゃー」的反応があった。^^;

新聞女こと西沢みゆきさんと小浜市長。市長は新聞で作った
背広を着ている。みゆきさんが持っているのは新聞製の傘。
背景には新聞製の巨大テディベア。笑顔が素敵な方なのだ。
予想はしていたものの、市民の反応は鈍く、小浜でアートをやることのむずかしさは痛感したものの、いろんな作品とその作者と交わることができて楽しかった。

そして夜はジャズナイト。素晴らしいひとときだった。
チケット料金を少し上げたけれど、去年以上のお客さんが来てくれた。白井さんも「また来年も来るよ」と言ってくれた。
夕方から気が緩んで(今年は挨拶もしなくていいのだ)ウィスキーを飲んでいて、いい音楽に酔っていたら「テネシーワルツ」が始まった。旭座の古い建物となんて合う曲なのだろう。うかつにも涙がぽろりと落ちた。

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