2012年9月8日土曜日

またも囲炉裏端会議なのだ

夕方から上根来へ。一泊するのだが、なにせ携帯電波が飛ばないので、いろんな連絡をすませて本日返信分の添削を送り、まあいつもより密度をあげて日中を過ごした。こういう機会があると事務処理などがかえって進むのでありがたくもある。

ちょっとばかり早く現地に向かい、上根来小学校跡でレジャーチェアを広げ、角瓶をチビリとやりつつ文庫本を読む。うーむ、「角瓶と文庫本」をこんなところで実現するとは。^o^;

目の前にはこんな風景。木と山と空だけの風景を眺めつつ、山の涼しさと気持ちいい風の中で本を読んでいると、いろいろな音に囲まれていることに気付く。葉ずれの音、いろんな鳥のさえずり、シカの鳴き声…そのうち本を読むのも面倒になってくる。
そうだ、次はいっそハンモックを持って来よう。そして昼寝をするんだ。

やがてメンバーが集まり、囲炉裏端会議が始まった。
7月と同じく、Mさん宅をお借りしている。今年はここをゲストハウスとして使えることになっているのだ。
囲炉裏を囲んで飲む酒は美味い。

小浜らしく、釣ったばかりの魚を煮つけにして食べる。

イカと野菜を炒め、ムール貝を焼く。
海と山が近い小浜ならではの贅沢。

ちょっと電気を消してみると、闇の中の炎を楽しめる。
腹くちくなったので、みんなで外へ出て、高台にある一反田へ。上根来集落は古い地すべり地形で、全体が緩やかな台地になっているのだが、そのてっぺんあたりに一番広い(といっても一反だが)田んぼがあった。そこが星を見るのにちょうどいい見晴らし台になっているのだ。
途中シカと鉢合わせしてびっくりしたりしつつ、山道を登ると、闇の中に一反田が広がっていた。今は草むらになっている。
ちょっと雲が出ているが、晴れ間には星があふれ、白鳥座が天の川に埋もれんばかりだ。
夜風が気持ちいい中、ずっと見上げているのが面倒になってきたので草むらにごろんと寝転がり、虫の声に囲まれつつ星を眺めていると一筋二筋と流れ星。いい年をしたおっさん連中のくせに「あ、流れた」なんて声を出したり。^^;
ゲストハウスに戻り、ウィスキーをちびちび飲みながら話し込んで、眠くなったのでシュラフを出して各自そのへんにころがって眠った。

0 件のコメント:

コメントを投稿