一人でホテルの部屋で

今日から山口（宇部）と大阪にセミナー旅である。セミナーは明日からなのだが、今日のうちに京都まで行って前泊し、明日の朝宇部に向かう。
その気になれば、セミナー当日の早朝に小浜を出て宇部まで行き、翌日大阪でセミナーのあと小浜まで帰ってくることは可能ではあるのだが、なにせそこは2月。ちょっと雪が降ったらあっという間に瓦解してしまう計画は立てない。何度もえらい目に遭って、さすがの私も学習したのである。

ということで、小浜駅を12:30に出発して東舞鶴へ。そこでちょっと長目の接続待ちのあと、特急「まいづる」で京都へ。
「え、京都に行くならサンダーバードだろう」と思うであろう。
甘い甘い。冬のサンダーバードは平常運転をしている方が少ないのではないかと思うくらい当てにはならない。そもそもこの季節に北陸圏を走っている電車がダイヤ通りに走ると思うことが甘すぎる。
で、京都駅のひとつ手前の二条駅で下車。地下鉄で烏丸御池へ。少し歩けば東急ステイである。
そう、「部屋に洗濯機があるかどうか」が最優先なのである。
そもそも翌朝の山口行きをスムーズにと考えるなら、新大阪に泊まれば列車の選択肢も増えるのであるが、新大阪には部屋に洗濯機があるホテルがないのである。

雨模様で、ホテルのファサードの写真を撮り忘れたが、京都の町屋っぽいデザインでなかなかいい。廊下も落ち着いた色合い。

部屋はダブルルームのシングルユース。もっとも最近はシングルルームでもベッドはセミダブル～ダブルサイズが多い。

部屋に入ったのが午後5時過ぎ。にもかかわらず、早速風呂に入り、風呂上りにコンビニで買ってきたビールとつまみ、さらにハイボールを飲んで、カップそばを食って終わりという、YOUは何しに京都へ？と自分でツッコみたくなるような味も素っ気もない夕飯であった。

でもいいのだ。一人居酒屋を楽しみたくなる日もあれば、部屋に一人、世俗から切り離されて勝手気ままに過ごしたいときもあるのだ。

今日は本当にうれしい、いいこともあったので、一人で乾杯。

気持ちよく酔って、気持ちよく眠った。