2022年10月18日火曜日

お伊勢さん②

早寝したものだから5時前に目覚めてしまった。ホテルの机でデスクワークを少しして、早朝の伊勢市内を徘徊することにした。

6時過ぎの伊勢市駅。JR と近鉄が入っている。6時過ぎなのにけっこう人が多いのに少し驚いた。

伊勢市駅から外宮にかけて参道が続き、洒落た商店街になっているようだ。

早朝の外宮は昼間に比べると人は少ないけれど、それでも善男善女が朝早くから参拝している。罰当たりな私としてもなんだか厳かな気分になる。

ホテルの近くに月夜見宮があった。外宮の別宮である。以前から思っているのだけれど、月夜見(月読)尊はアマテラスの弟でありスサノオの兄である三大神の一つなのに、扱いが非常に小さい気がする。実際この月夜見宮もこじんまりしたお宮さんであった。
ホテルに戻り、朝食に伊勢うどんをかっ食らってチェックアウト。今日は内宮へ。

今回初めて気がついたのだけれど、五十鈴川を渡る宇治橋から見えるこれは木除杭というらしいのだが、これって聖牛なのかなあ。

内宮の空間は、外宮とは明らかに違う空気が流れている。罰当たりな私でさえも分かるくらいだ。

心清らかになった私たちは心ウキウキ観光客と化しておはらい町通りへ。写真を見直すとさほどとも思わないけれど、かなりの人出だった。

おかげ横丁。修学旅行のグループがいたり、何やら撮影しているモデルっぽい姉ちゃんがいたり、観光地ならではの光景で、2年以上にわたるコロナ禍を経て平和が戻ってきたような気分になる。
分不相応な松阪牛なるものを食して、赤福だのなんだのを買い込んで、小浜的に言えば得心がいった私たちは帰路に着いた。今度は湖東を走ったので、ずっと高速道路に乗ったままで小浜まで3時間もかからずに帰り着いた。
ずっとセミナー絡みの旅ばかりだから、こういう本当の旅行もたまにはいいものだな。

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