技術士からRCCMへ

やはり家に帰るとほっとするのか、それとも疲れが溜まっているのか（実際今回の短い旅はやたらといろんなことがあったからな）、目覚めたら8時を過ぎていた。還暦のじじいがこんなことでどうするのであろうか。
ともかくのそのそと起き出してRCCM講座の事務処理。不思議なもので事務処理に忙殺されていると頭の中がRCCMになってきて、技術士試験はもう終わったことのように思えてしまうから不思議なものだ。現実にはまだほぼ一週間あるのだけれどね。

しかし改めて感心するのは、添削答案の受付が終了したというアナウンスをすると皆さんぴたりと答案提出がなくなることである。もう1問見てほしい、もう一言アドバイスがほしいという思いはきっとあると思うのだが、ルールはルールとしてきちんと守るところが素晴らしい。実際問題、ルールがあるにも関わらず「ちょっと過ぎたけどいいですか」みたいなズブズブなことを言ってきたのは1/180だけであった。かりそめにも技術士を受験しようとするだけあるなと頼もしく思った。

デスクワークが技術士のことであろうと RCCM のことであろうと、1日で机にへばりついていることはもはやできない体になっているので、湿気むんむんの暑い一日だが午後から徘徊に出た。
いつもの海岸通りを歩いていると、護松園が絶妙の位置にあるのだな。ぼんやりとカウンターに座ってアイスカフェラテなどという小癪なものをじじいのくせにストローで飲んだりしてひとときを過ごすのはいいものだ。

夕食後、少し涼しくなったかなと思うとまた徘徊したくなるのがじじいの悪い所で、海外に出てみては小浜では見慣れぬ起重機船が停泊していた。