2021年7月7日水曜日

望遠鏡復活

デスクワークが溜まっているのでちょっとがんばって片付けなければいけないのだが、今日はあれこれやることがあるので、母をデイサービスに送り出した後すぐに家を後にして、あちこち回った後にボラセンへ。NPOのほうでSDGs関係の委託業務をいただいているのだが、その打ち合わせである。
打ち合わせを終えてキッチンBooで昼食をとり、午後もう一度ボラセンへ。昔寄贈いただいた望遠鏡を引っ張り出して調整した。

この望遠鏡は、2009年に市民の方から寄贈いただいたものである。部分日食があって、その観察会を7月にやり、さらにイキオイがついて望遠鏡キットを作って月面を観察するというイベントをやった。JAXAの「かぐやプロジェクト」のサイエンスマネージャーの先生に来てもらって講演いただき、その後ポイントを作って月を見ると言うものすごく贅沢なイベントであった。(こちら) 
今年また「望遠鏡を作って月面観察」というイベントをやるのだが、この望遠鏡はそのために使うのではなく、先ほどひなが生まれたコウノトリの人工巣を小学生が観察するために使うのである。思わぬ活躍の場が巡ってきた望遠鏡だが、なんとコウノトリの雛は巣立ち間近らしい。間に合うのか。^o^;
しかし望遠鏡もまさか10年以上倉庫に眠った後にコウノトリを見るために使われるとは思っていなかっただろうな。
ちなみにすごく丁寧に箱の中にしまってあって、アイピースは乾燥剤をどっさり入れたタッパーの中でカビひとつ生えず元気いっぱいであった。低倍率のケルナー、中間のミッテンゼーハイゲン、高倍率のオルソスコープ。いやもう自分の中学生時代を思い出して泣きそうになるほどのスタンダードなセットである。天頂プリズムまであった。とりあえず来週小学校に持って行って、その反応次第では正立プリズムもプレゼントしたいな。

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