香林坊から金沢駅まで、裏通りを歩いて行ってみた。
するとなんともいい雰囲気の水路というほどにそう。鞍月用水というらしい。観光客がふらりと迷い込んで楽しめそうなものだが、こういった地域資源を余すところなく掘り出して生かしている点が金沢のすごいところだと思う。
7時半過ぎの早い時間の北陸新幹線「かがやき」に乗車。平日の朝なのでほぼ無人君である。こちらとしてはもう添削に汲々とする時期はとっくに過ぎているので、気楽にのんびり持って行こうと思っていたら、「技術士勉強法」の再考ゲラが届いた。ToT
まあともかく大宮まで移動し、そこから東北新幹線に乗り換えて栃木県の小山駅で下車、さらに両毛線で栃木駅、ここで同行のT山さんと合流し、東武日光線で東武金崎駅まで移動した。それでも出発から4時間程度しか経っていない。便利なものだなあ。
ここはかつて西方町という町だったそうだが合併で今は栃木市西方町となっている。観光案内板を見るとゴルフ場以外に何があるのかと思うようなところである。
そんな中で八百比丘尼坐象の絵があるではないか。今回西方に来た目的の6割はこれである。
まずは腹ごしらえということで「道の駅にしかた」にて地元っぽい料理をチョイス。どこが地元なのかあまりよくわからなかった。^^;
その道の駅のすぐ隣、道路を挟んだ刈り取り後の2反ばかりの田んぼが「ど田舎にしかた祭り」の会場である。今回の目的の4割はこれである。決してこれが主であるとは言わないでおこう。
コンバインが吐き出した藁屑が散らばる田んぼに竹とむしろで作ったブースが並ぶ。こういうの大好きである。
コンバインが吐き出した藁屑が散らばる田んぼに竹とむしろで作ったブースが並ぶ。こういうの大好きである。
しばらくしてメンバーの方が「おびくにさん」(こちらでは八百比丘尼のことをそう呼んでいる)の所に案内してくれた。行ってみると想像外に広い公園が整備されているので驚いたが、後で聞くと手前の公園ははるか昔「ふるさと創生」の補助金で作ったものらしい。
おびくに伝説の解説があった。どうやら竜宮城に行くことで不老不死を手に入れるというパターンの伝説らしい。竜宮城ではなく立派な家ということになっているが。そして最後は若狭国で生涯を終えているという点も他の伝承とかなり共通するようだ。
おびくに堂。この中におびくに様が祀られている。つるんとした女性らしい綺麗なおびくに様である。
ちなみにさすがは栃木県、あちらこちらで大谷石が使われている。
再びど田舎にしかた祭り会場に戻り、ほんの少しだけ説明をお手伝いした後、栃木市中心部のホテルに戻った。
チェックインする間も惜しんで居酒屋を探して街に出た。それからあとはひたすら飲み食いしていたので写真など1枚もない。久々にしこたま飲んでホテルに戻り、風呂にも入らず爆睡した。
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