雨が降るかと思ったら、曇り空で過ごしやすいいい土曜日になった。
夕方、また徘徊口述添削でもすべえと浜に出てみた。ちょうど日没前であった。
ここから中学校のほうへ300mくらい、逆の西津漁港のほうへ600mくらい、合計1kmくらい波返し護岸の水叩き部分が歩道のようになっている。中学生のころは、部活の練習開始前にここを往復走るのが日課だった。2kmほどあるから、中学生になったばかりのころは途中で歩かずに走り通すだけで精一杯だったけれど、1年ほどで中距離走的な走りができるようになった。この道は、私の体を作ってくれた道だという思いはある。今、年間100日ほどのツアーができるのも、中学生のころ体を作ったからだと信じている。
中学校のあたりまで添削をしながら歩いてきてふと見ると、いつの間にか雲の間から夕日がのぞいていた。
さらに折り返して1km、西津漁港の近くまで来ると、ちょうど日没間近だったので、浜にあるお気に入りのブロックのところに行った。ここに腰掛けて日没を見ながら添削するのである。これって贅沢じゃないかな?
今日はちょうど大島の真ん中に日が落ちた。
私は日没も日の出も好きだが、宵っ張りなので日の出はほとんどみたことがない。もしかすると早起きして見たことより徹夜明けで見たこともほうが多いかもしれないくらいだ。
それはともかく、日の出や日没を見守るって気持ちがいいよね。
上の写真はちょっとズームしているけど、実際の光景はこんな感じ。日没に伴って刻々様子を変えていく海を見ているのである。これも贅沢だと思うよ。
日没を見守り、600mほど歩いて自宅への帰路の手前まで戻ってきた。
これからだんだん夕焼けが夜に飲み込まれていくのだ。そしてその様子が海に写されて、波がいろんな色に変化しながらきらめくのである。この様子をずっと見守るのが好きで、この波返しにずっと座っていることがよくあった。このトシになってくると、回りの住民の皆さんに心配されるような気もするのでそれはしないが、それでも波返しに寄りかかって、10分ほども海を見ていた。
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