少々、いやかなり寝不足だが、朝から地元の雲浜小学校の奉仕作業へ。
PTA行事なのだが、毎年まちづくり委員会も手伝っているのだ。
プール横エリアが例年の受け持ち場所で、11時ごろまでたっぷり汗をかいた。
今年は2つの発見があった。1つは、浜際に生えているクルミの木がずいぶん大きくなっていること。雲浜や西津の浜には、秋に山で落ちたクルミが川を流れて海に入り、冬の波に打ち上げられて、春先にたくさん拾うことができる。子どもたちの中にはクルミは「浜で拾うもの」と思っている子がいたくらいだ。
そんな中で根付いたのであろう、浜のすぐ近くにクルミの木があるのを、私はPTA会長をしていた、もう18年程前に見つけたのだが、今日久々にそれを見た。20年近くたっているだけに、クルミの木は大きく育ち、クルミの実がたわわに実っていた。
もう1つは、いつの間にかプールの横に四等三角点が設置されていた。見れば平成17年の設置とある。私がPTA活動を終えたのが平成17年度に小浜中学校の会長をしたのが最後だから、ちょうどそのときに設置されたようだ。こういうのって授業で使えるネタだと思うのだが、生い茂る雑草に覆われていた。
奉仕作業終了後、昨夜の夕涼み会の後片付けをして、昼メシを食べたら睡魔に襲われてたっおうりとヒルネをしたあと、夕涼み会で使った投光器などを戻しに上根来へ。
ダンドボロギクが綿毛をいっぱい広げて、今まさに飛ばさんとしていた。まったく上根来はこいつらとイヌシダの天国と化している。
ナツメの実が今年もたわわに実っていた。今月下旬には食べ頃だ。毎年嬉しい山の幸の恵みである。
今日から秋だけれど、秋の気配は日増しに濃くなっていく。こういうことを肌で強く感じながら日々を送れることもまた幸せだなあと思う。
夜になれば寝室の窓から虫の声がにぎやかに聞こえる。この音量も音の種類もこれからどんどん増えていき、やがてあれっと思うほど静かになっていき、葉が色づき、枯れ葉が道を埋め、冬に向かっていく。
季節の移り変わりは、注意深く見ていれば、週単位、いや数日単位で実感することができる。そういうことを感じ、「もののあはれ」のようなものを理屈ではなく感覚で感じることができる日々は、やはり幸せなのだろうなと思う。
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