午前中、千葉に帰る息子を送って敦賀へ。しらさぎ→ひかりと乗り継げば3~4時間で帰れるものを、何やら鈍行で名古屋まで行って、大垣から夜行列車に乗るらしい。まあ彼は大学時代鉄研だったからしかたがないのだが…まったく親に似ない子である。
午後、与左衛門の利用があるので対応のため久々に上根来へ。この「久々」がいけなかった。
途中の鵜ノ瀬で水遊びをしているというので立ち寄ってみると、大勢遊んでいるではないか。川遊びは海とは全く違った楽しさがあるからなあ。涼しいし、塩でべとべとにもならないし。でも川ではサザエやウニは捕れないけどね。
与左衛門の掃除をして消耗品の補給などして、ついでい助太郎の掃除もしていたら利用者が到着。家族6人だ。
あれこれ説明して、ついでにBBQのセッティングなどしていたら、「水が出ません」という。この季節にそれはまったく考えていなかった。あわてて給水タンクを確認すると水位がポンプのスイッチ圏外まで下がっている。理由はわからないが水源池からの給水ができていないようだ。
あれこれ調べてみたが、すぐには復旧しそうもないので、助太郎から与左衛門のタンクにホースで送水する作戦にした。ところがなんてことだドラム缶風呂用に買っておいたはずのホースがない。しかたがないので急遽ホースリールを買いに走ることにした。
ところがさらに、「助太郎の入口にスズメバチの巣があります」とのこと。ひえええ。
見ると、まだ製作途中の巣が確かにあって、スズメバチが出入りしている。まだ大した数じゃないので危険は小さいが、放っておくわけにはいかない。
ということで、駆け下りるように山を下り、コメリに飛び込んで、30mのホースリールとスズメバチ用殺虫剤を購入。
飛んで帰って、まずはスズメバチ駆除。2本の殺虫剤を持って慎重に近付く。
幸いなことに出入り口が外を向いているので、ここに右手の殺虫剤を盛大に噴射。飛び出したスズメバチを左手の殺虫剤で撃墜。タタカウこと1分ほど、敵は撲滅された(写真は戦後の巣の状況)。下に落ちたスズメバチは10匹そこそこで、おそらく巣の中には多くとも20~30匹程度か。この段階でよかった。
ちなみに蜂の子を食べようと思うなら殺虫剤は厳禁なのだが、私は蜂の子を食べる嗜好はない。昔一度だけ食べたことはあるけれど、あのなんともいえぬ旨味が、「私は虫です」と強力に言ってくるのが、軟弱なシティーボーイの私にはどうにも…^^;
それはそれとして、落ちたスズメバチをみると、なんとオオスズメバチである。ひえええ。今さらのように怖くなる。
危険は去ったので、助太郎の外水道からホースを伸ばして与左衛門のタンクに給水。
ぱっと見たところ10L/min程度の水量なので、1時間で600L=0.6m3。タンクは2トンタンクのようであり、ポンプのフロート下限水位までは水が残っているからおそらく貯水量0.4トン程度、とすれば2時間ほど給水すれば1.2+0.4=1.6トンで、フロート上限水位に近いところまで来るだろう。
ということでいったん下山、帰宅して晩メシを食って、再び上根来へ。
「水が出るようになりました」とのと。ありがたや。
給湯器もちゃんと動いていて、温水シャワーも出る。やれうれしや。
あと30分ほど給水するとタンクの余水吐きまで貯水できそうなので、そのくらいになったら水道を止めてもらうようにお願いした。これで一晩くらいならもつだろう。
次回の利用は17日なので、いつもお願いしているモコプランズのM君に電話して見てもらうようにお願いした。今月3日に水源池の掃除をしたとのことなので、そのときにゴミが流れてきて、止水弁とタンクの間の砂濾し器あたりを詰まらせたのではないかと読んでいるのだが。
まあとにかく、断水のことといい、スズメバチといい、誰も居ない状態が続くとこうなるんだよなと実感。断水はともかく、スズメバチの巣なんぞ助太郎の玄関のすぐ近くに作られていた。頻繁に人が出入りしていればこんなところには巣作りしなかったはずだ。
このあたりが「誰も住んでいなくて、月に1~2回やってくる」ことの限界なのだろうな。でもそのためにしょっちゅう来るのは無理だから、せめて気をつけるくらいしかできないのだけれど。
18切符&ムーンライトながらでしょうか。
返信削除鉄分が多めなのは、御父上の影響でしょうねぇ ^^
あー、たしかそういう名前の夜行です。
返信削除まったく親に似ない子です。