先日の強風台風の影響も気になっていたので上根来に行ってみた。
すかっと晴れて、夏の暑さと秋の涼しさの中間くらいの、気持ちのいい空気だ。
与左衛門、助太郎とも問題なし。秋は利用者も多くなるだろう。
帰路、振り返ると遠敷峠の凹みがきれいに見えた。
台風が接近しているということで、夜、地区の防災委員会で高齢者避難の検討をし、対象者に連絡して避難希望の有無を聞いた。
台風進路からみて、明日の昼前には大荒れになってくると予想されるから、高齢者避難をサポートできるのは本当に荒れ模様になる前で、時間的には朝のうちに限る旨を連絡しておく。
自助・公助・共助というけれど、地域の人が災害時要援護者を助ける「共助」が成り立つのは非常時に至る前の段階に限るのだ。避難勧告や避難指示が出てからは、各自が自分の命は自分で守る段階に入るのである。
ところが、そのあたりの意識が非常に低く、避難者はごくわずか。
でも、今回の台風は珍しく昼間に通る。昼間は同居の子どもさんは仕事に出ているんじゃないのかなあ。そのあたりの認識があまりない。
恐怖を覚えて逃げようと思っても豪雨・暴風の中では逃げられないのだが、「まあそんなことにはならないだろう」なんだよなあ。
防災意識再構築社会というけれど、やっぱり実際に被災するまではこんなものなのかなあと思う。
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