2017年5月10日水曜日

猿の思ひ出

明日から10日ちょっとツアーに出るので、上根来の助太郎に飲み水用地下水を持って行き、ついでに掃除をしてきた。

新緑の季節の山里は鳥たちの声でにぎやかである。暑すぎず寒すぎず、気持ちのいい風が吹いているので、軒先のベンチで添削(こんな時にもやるんだ^o^;)をしていると、雲浜小学校6年生がやってきた。6年生は毎年鯖街道を歩くのである。つい先日祭りに一緒に出ていた子どもたちもいて、にぎやかだった。学校からだと20km以上歩いているはずだが、子どもって元気だなあ。

助太郎を閉めて山を下りると、落石防護柵の支柱の上に猿がぽつんといた。ははあ、こいつ見張りだなと車を止めてしばらく見ていたら、案の定群れがやってきて道路を渡り山を登っていった。
そういえばもう15年以上前、地表踏査中に群れと遭遇したなあ。こちらは忙しくてかまうヒマがなかったので無視して淡々と地表踏査をしていたら、猿も危害を与えないと判断したのか、こちらを無視してそのあたりで木の実を取ったり遊んだりして、ぎゃあぎゃあと騒がしかった。あんまりうるさいので野帳に書き込みながら「やかましい!」と大声でわめいたら一瞬だけ静かになったけど、こちらが仕事に戻るとすぐにまた騒がしくなった。猿も子どもも変わらんなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿