2013年7月11日木曜日

隣の芝生

夕方から上根来に行って来た。さすがに6時過ぎといってもまだまだ明るい。
ゲストハウスに必要なものを少しずつ試行錯誤しながら揃えていこうというわけだ。
ところで、道を挟んだ向かいに、非常に面白いというか深刻な光景を見た。

この柵の左がKさんの畑なのだが、全然植生が違うでしょう。左が本来の夏の植生で、右が鹿が食べ放題だとこうなるという植生である。

こんなになっている。もう土が見えてしまって、雨が降るたびに少しずつ、しかし着実に侵食が進んでいる。一体の山の中はこんな状況のところだらけなので、雨が降るたびに流出する土砂量たるや…これを見て「しがら組み」に取り組もうと思ったんだった。

ここはまだ緑に覆われているなあとほっとするが、よく見ると2種類か3種類しか生えていないのがわかると思う。鹿が食べない草しか残らないのだ。
ダンドボロギク、写真にも写っているシダ(イヌシダ?)、写真にも写っている細い葉っぱ(ジャノヒゲ?)、そしてアブラギリくらいかな。あ、ススキも残ってるな。でもまあとにかく貧弱な植相になります。
林床植生がないと山歩きはすごく楽になるのは確かなんだけど、そういう問題じゃないよね。

柵を境にまるで別世界


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