2011年2月3日木曜日

節分

今日は節分。
小浜では(我が家では?)豆、小判、恵方巻を食べる。

豆は年齢(数え年)の数だけ豆を数え、これを半紙に包んで体の悪いところやよくなってほしいところなどをなで回し、後ろにポイッと放り投げる。そしてそれを自分以外の人に拾ってもらうと願いがかなうという。我が家では年齢の数だけ豆を数えるのが面倒なので、10の位と1の位それぞれ別に数えて合計する。私は数え年51歳なので5個+1個=6個だ。
昔はただ豆を炒っただけであまりうまくはなかった(それでも噛んでいるとほんのり甘くなるので、豆まきのあと部屋のところどころに落ちている豆を拾って布団の中でポリポリやっていた)が、今ではいろいろな味がついている。今年のは小さく切った海苔がまぶしてあり美味しかった。

小判は、黄色の甘くないクッキーみたいな菓子で、小判の形をしている。マウスくらいの大きさだ(たとえが変!)。
たぶんお金がたまるみたいな願掛けなのだろう。子供のころは甘くておいしいと思っていた記憶があるが、今食べてみると甘みはほんのわずかだ。
市内の大原という地区のお菓子屋さんで買うのだが、節分はここの小判が人気のようだ。
この小判は、他の地方にはあまりないということを聞いたこともあるがどうなんだろう。

恵方巻きは巻寿司の棒状のままのもので、恵方(吉である方角)を向いて食べる。今年は「南南東少し右」らしい。えらい細かいなあ。
また、これはしゃべりながら食べてはご利益がないらしい。そんなこと初めて聞いたような気がするが・・・・

節分の食べ物は、たしか昔は豆と小判だけだったような記憶があるのだが、恵方巻きというのがいつの間にか加わった。
近年はなぜかそば(年越しそば?)も食べていたような気がする。
どうもいろんなところに商売屋さんのニオイがするのだが、今年はそばはやめた。

子供たちがまだ小さかったころは大騒ぎをして豆まきをしたが、子供たちが小浜を離れてしまって、最年少50歳・最年長79歳の大人たちだけになった節分は、あっけないほど淡々とあっさりと終わった。

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