2019年8月18日日曜日

夜の海

上根来の後始末やら、あれやこれやでバタバタと日中を過ごした。
夜になって時間ができ、ちょっと外に出てみると思いのほか涼しいので、スマホ&ジェミニの入ったウェストポーチを着けて、自転車でちょっと徘徊。

コメダ珈琲で添削を1人終え、浜に行ってみようかなとはまかぜ通りに来てみると、うーむ、人っ子一人いない。
気が変って帰宅したものの、汗が噴き出てこない、ちょうどいいくらいの気温の夜だったので、まだ家に入るのはもったいない気がして、今度は歩いて海へ。我が家から海まではグーグルマップによれば350m。5分ほどで着いてしまう。

写真に写っているのは、小浜湾の対面、大島半島の漁り火や家の灯だと思う。そして実は夜の海と、いつも見ている突堤も写っているのだが、まあ見えないかな。

画像処理するとこんな感じになって、大島半島のシルエットや、かすかに突堤も見えるけど、まあいいや。実際は目が慣れるとこれらはくっきり見えるのである。
波返しに座って、背後の草むらから聞こえてくる虫の声と、波の音を聞いていた。
思い出した。高校生の頃、よくこうしていた。
今でこそ警察ボランティアなんぞやっている身ではあるが、高校生の頃は深夜徘徊をよくやっていた。そんなに悪いことをしていたわけではないが、自転車のカゴにラジカセを載せて、音楽を聴きながらあてどもなく走っていた。
走るのに飽きると、この浜に来て夜の海を見ていた。別に何がしたいわけでもなかったけれど、見飽きることがなかった。
波の音、闇の中に見える白波、粘り気のある潮風、そういったものが全部気持ちよかったし、今でもその感覚は変らず残っているなあと思った。
真っ暗な夜の波返しに一人座って海をみているのが高校生なのと、アラカンのおやじなのとでは、ずいぶんシチュエーションが違ってきそうにも思うが、まあとにかく誰かがそれを見たとすれば、「何かあったんだろうな」とそっとしておいてくれることだろう。「何か」の意味合いはぜんぜん違ってくるだろうけれど。
ともあれ、涼しくなった。今年もなんとか夏を乗り切ったなあ。

2 件のコメント:

  1. 間違いなく、徘徊です!キッパリ!!

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  2. あー、NHさんがそう言うんならきっとそうですね~^o^

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