2019年8月16日金曜日

砂のごとき雲

お盆明け、女房と「五右衛門」が新しく始めた寿司店に行った。お魚センターの一角にある人気店「五右衛門」主人は女房の従兄弟なのだが、以前まで海鮮丼の店だった跡に2号店として握り寿司店を開いたのである。以前から行きたいと思っていたのだが、今になってしまった。

握り10貫にそばもついて1,800円。これはお値打ち品だ。何と言っても漁港のすぐ近くで魚屋さんが出す寿司なのだから、美味くないわけがない。親戚だから言うわけではないけれど、小浜以外のところから来た人は驚くと思うよ。

この写真には説明が必要だろう。五右衛門を出てから夕食の食材の買い出しにさとうに行って、そのあと私はボラセン関係の用があって中央公民館に行ったのだが、時間がかかりそうだったので女房には先に帰ってもらって、私は運動がてら歩いて帰宅することにした。
しかしこの暑さである。熱中症になっては嫌だから(体弱いねん)、さとうに行ったときに、私はアヤハディオに寄って帽子を買ったのである。このあたり、地元民以外はさっぱりわからないだろうが気にしないように。
で、中央公民館で用を終えて、さあ歩いて帰りましょうと外に出て、道までの20歩程度の間に、あまりの暑さに「これはあかん」と確信し、最寄りのモスバーガーに直行して、アイスコーヒーのLサイズをオーダーし、己の根性なしぶりに落ち込みつつもジェミニを取り出して添削して「仕事してるんだもん」のテイにしている図である。ToT

何とか体も冷えたので外に出ると、暑いのだけれど真夏の入道雲ではなく、高い空の筋雲があった。ちっとも体感できないけれど、「岩の如く」から「砂の如く」に季節は移っていたのだ。
…って、いやいやとてもそんな気温ではないぞ。涼しさなどみじんもない。
帽子程度で歩いて帰宅できるわけもないと判断し、あろうことか市役所前から「あいあいバス」に乗った根性なしのワタシなのでありました。

自宅直近の「明神前」バス停で降りたものの、さすがに自宅直行は気が引けて海岸へ。
照り返す陽光の中、やはり岩の如し雲は見当たらなくなっていた。
海風がけっこう涼しいなあとしばらく波返しの上に腰掛けていた。

夜になるとはっきりと涼しくなっていたので、久々に自転車で少しだけ徘徊。
満月は昨日だと思っていたが、今日らしい(アプリが教えてくれた)。月明かりの中に北川と多田ヶ岳が浮かび上がっていた。

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