SUKIYAKI塾東北の行事も終わり、秋田ツアーも終わったというのに私はまだ帰宅しない。なぜかというと、明後日東京で自治体外郭団体依頼のセミナーがあるからである。前回の沖縄もそうだが、とにかく帰宅して1日2日してすぐ旅に出るくらいならどこかにぶらり旅に出たほうがいいだろうという、移動無精みたいになっていたのだ。これもトシのせいかな?
10時前の「こまち」で盛岡へ。改めてわかったのだが、秋田新幹線区間のこまちって、もしかすると時速100kmも出してなくないか?
盛岡駅でちょっと時間があるので、どうするかなあとちょっと悩んだのだが、盛岡冷麺を食べることにした。麺類偏愛の私としてはスルーできなかったのだよ。
盛岡からローカル鉄道で釜石へ。東北本線から釜石線経由だったのではないか?と思うのだが、けっこう観光客が乗っていた。
釜石はやっぱりこういううところである。新日鉄(とはもう言わないらしいが)の工場にものすごい組合せのウェルカムメッセージがあった。
仙台でカクさんから釜石ラーメンを食わなきゃダメだ!と言われていたのだが、あいにく全部休み時間。
ニッチなところで釜石市郷土資料館へ。手作り感満載ながら、震災だけでなく戦災の記録もしっかり残っていて、こういう施設は応援したくなるよね。
ここからいよいよJRではなく、三陸鉄道。待っていると、あれ?というくらいオシャレな列車が入ってきた。
何これ?観光列車?と思うテーブル付き向かい合わせ座席。
内装がまたオシャレ。ディーゼルだからけっこううるさいのをいいことに添削してたけどね。
トンネルに入るとまた一段とオシャレ。しばらくするとほぼ満席になった。
途中、巨大な防潮堤と水門が姿を見せる。本当はレンタカーなどでじっくり回りたかったな。
盛(さかり)駅で三陸鉄道(鉄軌道)は終点で、ここから気仙沼まではBRT。ここは東日本大震災からの鉄道復旧が困難ということでBRTになったらしいが、今の日本では、災害などを機会に鉄軌道からBRTに転換する動きが加速しつつある。これをじっくり見たいというのが今回の三陸の旅のひとつも目的なのだ。
ただ今日はBRTには乗らず、駅からホテルまで4kmほどを歩くことにした。
途中、カクさんから「大船渡ならここに行け」と言われたカレーうどん屋は定休日。うーんカクさん、ぼうずさんと同じ業を背負ってる?
ちょうとBRTの駅があった。鉄軌道の跡地を埋めて舗装して、バス専用レーンとするのがBRTの基本だ。他に車がいないから定時制は高いレベルで保たれる。自転車や歩行者も通行禁止なので安全でもある。
鉄軌道のころより駅を増やし、運行本数も増やすことで、利便性は向上しているらしい。バスだから定員は限られるけど、ガラガラの列車よりよほどいいようだ。
千石船が野外展示されていた。これは大河ドラマ「龍馬伝」にも使われたもので、地元の商工会議所が資金を集めて作ったらしい。
さすがに腹が減ったので、ホテル近くのラーメン屋さんで味噌ラーメンの夕食を済ませた。
大船渡のルートインにチェックインして、洗濯と入浴を済ませ、近くのコンビニで買ったビールとチューハイをかっ食らって寝ましたとさ。
えっと、呼びました?鉄おじさん(^^;
返信削除呼んだのかも…^^;
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