2023年6月15日木曜日

久米島雨の旅

今回は石垣島の後那覇に2泊することにした。八重山の離島はけっこう行ったので、今後は沖縄本島周辺の離島に少しづつ行こうというわけだ。

まずは那覇空港で朝メシ。1階の「琉風」でそば。とにかくそばばかり食ってる。

10時前出発のRACで久米島へ。けっこう高い搭乗率だ。

30分ほどで久米島空港到着。レンタカーを借りて周遊スタート。17時前の飛行機なので、5時間ほどしかない。

まずはゆんたさんイチオシのホタル館。なんでもオーナーご夫婦の手作りに近い施設らしい。

入ってみると本当に手作り感満載で、オーナーご婦人の丁寧だがパッション溢れる説明をいただいた。

外には木道道や散策道もあって、こんな施設を作り上げて運営するのはすごいなあと感動。

再びレンタカーを駆って島の東端、イーフビーチへ。小雨ぱらつくあいにくの天気でほぼ誰もいないが、いい天気だとにぎわうんだろうな。

そんなビーチだが、ここにも軽石の帯が残っていた。

奥武島に渡り、畳石へ。意外にこじんまりしていた。

畳石は安山岩の柱状節理の断面だ。まあつまり福井県で言えば東尋坊を真横にスパッと切った断面が浜にある状態だ。そこは地質屋、じっくり見たいのだが時間もなく、雨も降ってきたので早々に引き上げた。

近くには三セクと思われる施設があるが、コロナ禍のあおりだろう、休館していた。その隣のウミガメ館へ。アオウミガメを中心に何匹か飼育されていた。

オーハの浜を望む「海の中の電柱」。島には簡単に歩いて行けそうだ。ここは殺人犯の潜伏ですっかり有名になった。

島の北側を移動して宇江城(うえぐすく)城跡へ。狭い道を恐る恐る進むと、「え?あの山のてっぺんがそうか?」みたいな構造物が見える。

1510年落城とある。私は沖縄の歴史に疎いのだが、第二尚氏の時代かと。

石垣がなんとか残っている状態だが、仮設道みたいなのが設置されていて、上に登れるようになっている。

安山岩の板状節理をそのまま利用して野面積みにした石垣。

さらに西に移動して、今度は具志川城跡へ。これは道路のすぐ横にあった。

こちらも安山岩の板状節理を利用した野面積み。ここで結構雨が強くなってきた。

ミーフガー。「ガー」というから湧水かと思ったら波食洞門。これもいい天気ならゆっくり見るのだが、車を降りて写真だけ撮ってすぐ車に逃げ帰るという状況。ToT

最後は「おばけ坂」。下り坂が続く途中で勾配が緩くなるため、下り坂なのに上り坂に見えるところで、「車が勝手に下っていく」らしい。雨模様でもあり何も通らないから、スタート地点に停車してギヤをニュートラルにしてブレーキを離してみる。

思いのほか加速せず途中で止まってしまったが、まあとにかくこれで久米島のスポットは一通り行ったということで…

空港に戻ってレンタカーを返して(といっても駐車場にキーを付けっぱなしで置いておくだけだが^o^;)、ふと見上げたら今ごろになって青空が見えた。

「久米島そば」というのがあるらしいので、オヤツがわりにミニサイズを食ってみた。卵焼きが入っているみたいだが、これが特徴か?違うだろうな。

空港待合室はバス停のようで、やる気のないオヤジがやっている売店があるきりで自販機もなし。何か買おうかと思って売店を覗いたが、オヤジは電話に夢中で商売っ気ゼロなのでやめた。^^;

再びRACで沖縄本島へ。最初は14日に石垣島から那覇空港に到着後、1時間ほどのトランジットですぐに久米島に行き、ゆったりと夕食付きのホテルに泊まって、翌朝のフェリーで渡名喜島に渡り、夕方のフェリーで本島に帰ってくるという高密度の計画を立て、飛行機もホテルの予約して、さて最後にフェリーの予約を…と思ってみたら夕方のフェリーが繁忙期しかやってないことがわかって、RACにキャンセル料だけしっかり取られて計画はあえなく瓦解したのでありました。ToT

ということで、沖縄最後の夜は濃いメンバーと安里で飲み会。
今回の沖縄行は派遣講師も大勢来て、八重山では雨にたたられたものの、まあ密度の濃い旅であった。

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