穏やかに晴れた一日、こんな日に仕事部屋に籠もっていては罰が当たるとばかりに口述添削しつつ徘徊。幸いなことにほとんどすれ違う人もいないのでマスクもほとんど必要ない。
萌葱の季節となった。萌葱色と常緑樹の濃緑色がモザイク模様を成す、一年で一番好きな風景だ。河原にはダイコンの花が咲き乱れる。どんどん緑が溢れてくる、そしてどんどん暖かくなってくるこの時期が年々好きになってきて、とにかく出歩きたくなるのである。我が人生、この季節をろくに味わわずにずっと過ごしてきたのだなと思うと、本当に大損したなあと思う。
コロナがどうのこうのというけれど、そんなものは関係なく季節はちゃんと巡っているのだから、きっと大丈夫なのである。
代掻きが始まっていた。もう少しすれば田植えが始まり、土手下の農道には害獣対策の騒がしいセンサー付きスピーカー(あれを何というか知らないのだが)が立ち並ぶようになる。
そう、去年と同じ風景がまたやってくるのである。
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