今日からちょっと天気が悪くなるようだ。
内外海半島にも雲がかかっていて、歩いているうちに雨が降ってきて、あわてて家に帰るも、最後は本降りになっていた。
筆記試験まで一週間を切り、来月の一次試験対策もホームページの更新などできることはひとまずやって、次のやるべきことはあるのだけれど、それに必要な作業日数などを考えると、とりあえず数日程度は一息ついてもいいかなという状況だ。といっても、この性格ゆえ、半日も「一息つく」ことはできないのだけれどね。^^;
こういう時、毎年思うのが「どこかに行って何も考えずに温泉にでも浸かってぼーっとする」ことへの憧れである。昔見た「角瓶と文庫本持って旅に出る」CMへの憧れかもしれない。「ここではないどこか」へのあこがれというか、非日常みたいなもの、ちょっと脱線してみたいという思いは、ずっとある。
今は老母がいるのでこれまで以上にそれはできないから、この毎朝の1時間ほどの時間がそれなのかもしれない。
添削すべき答案もなくなったので、スマホ片手にぶつぶつとアヤシク音声入力する必要もない。
お気に入りの音楽を聴きつつ、風景を眺めつつ、頭の中をほわんとしてただ歩く。(幸いなことに自分の名前や自宅住所はまだしっかり覚えている)
そしてこういう平穏な日々を送れること、「明日を考える」ことができることは、それらを支える自分の生活基盤があるからなのだなと改めて思う。
たとえば家族が元気でいてくれて心配することがないこと。
たとえば経済的な困窮の中にはないこと。
たとえば人間関係が面倒なことになっていないこと。
こういったことが揃って、はじめてその上で音楽をゆったりと聴いたり、風景を心静かに眺めたり、「あれをやってみよう」と思えたりするのだ。
そういう状況でいられることに感謝しなければならないなと、いきなりの本降りの雨の中で靴下がじわりじわりと濡れてくるのを感じながら思った。
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