2020年5月22日金曜日

春の野草たち

昨日、新緑はまだまだ緑が淡いと書いたけれど、季節はしっかり前に進んでいる。

タケノコが出始めたと思ったら、もう今日はこんなになっている。タケノコを採ろうと思ったら、竹林の中に入ってはいけない。竹林は広がろうとするから、周縁部にタケノコが集中的に出てくる。竹林の中から外に向かって伸びている地下茎の盛り上がりを見つけて、その延長上を探すと頭を出したところのタケノコが簡単に見つかる。
言い換えると、大きく育ちすぎたタケノコはがんばって折らないと、竹林がどんどん広がってしまう。
今年新しく生えた竹は、8月くらいまではまだ軟らかいから、子どもでも簡単にナイフで削れるから、何度も失敗しながらナイフの使い方を覚えるのはこの季節に限る。9月になると硬くなってきて、冬になると次のタケノコのほうに養分が行き始めてスカスカになって虫が入りやすくなるから、竹が一番硬くて虫にも食われにくい11月が、何かに使うための竹を切るには最適な季節だ。
…なーんて、もうナイフで竹工作をする子どもも、竹で何かを作る人もいないけどね。

今月いっぱいはまだ学校も時々登校するだけだから、浜の近くで近所の子どもたちが遊んでいた。

子どもたちが遊んでいる横の浜には、何やら立木で作ってあった。そうそう、こういう遊びの中でいろいろと覚えるんだよ。夜の間にこれに葉っぱか布きれでもかけてティピーにしておいてやろうかな。^o^

つい先日花の盛りだったハマダイコンは、結実の季節だ。

これがハマダイコンの実。まだ青い実をかじると、ちゃんとダイコン辛い。ちなみに葉や茎、花、そしてもちろん根(大根だものね)はちゃんと食べられる。ネットにもいろんなレシピが載っている。この実が波に運ばれてハマダイコンは群生地を広げるわけですな。

その横にはハマヒルガオが咲いていた。こちらも食べられるし、生薬にもなる…んだけど、もうずいぶんこういった野草や山菜は採っていないなあ。例年だと5月はほとんど家にいないし、旅先で野草や山菜を採ってもどうしようもないものな。
今回のコロナ禍を機会に、Web講義が普通に行われるようになったりすれば、もう少し落ち着いて地元にいられるかもなあ。

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