ついに田植えの季節

5月に入ったのだが、この暑さはどうしたことか。

小浜市内の田んぼはだいたいGWに田植えをする。だから5月1日に田植え済みの田んぼはむしろ珍しい。まあ近年は梅雨明けの暑さが半端ないから、田植え時期も変わってきつつあるとも聞くが。
田植えが終わったばかりの田んぼの横を通ると蛙の声がかしましい。これを聞くと、ああこれから夏に向かうのだなと実感する。

小浜を知らない人が見たら川だとは思わないかも知れない光景だが、これは川である。しかも国交省直轄である。私が子供のころから変わらない中州がずっと同じ場所にあって、感潮域にある川面はとろりと動いていないようにさえ見える。

例年であれば、今日の早朝に祭りの幟が立ち、本陣には御神酒が届き始め、我々は本陣でわちゃわちゃとダベりつつ昼間から酒を飲んで過ごす。
そういったものが一切ない5月を迎えたわけだが、こんな年は一生ないだろうし、こんな年を経験することなく一生を終えた人も多いだろうから、そういう意味ではものすごい経験をしているのだろうなと思いつつ、「暑いなあ、やっぱり半袖を着てくるべきだったかなあ、でも5月早々半袖を着てスマホに何やらしゃべりつつ歩いているアラカンオヤジってのもなあ」と踏ん切りがつかないまま、うっすらと汗をかきつつ今日も徘徊する私なのでありました。^^;