2019年11月7日木曜日

しがら組み2019

今日は若狭東高校の子どもたちと「しがら組み」の活動である。今回が8年目になる。

木杭を1.5m間隔で打ち込み、その間に縦に裂いた竹を互い違いに編み込んでいく、簡易土留め柵である。このあたりを参照されたい。

竹を編み込んでいるところなのだが、うまく撮れていない。さらに私は午後から会議があって途中で帰ったので、仕上がりもまだ見ていない。残念至極。
子どもたちは、最初は言われるがまま動いていたのだが、だんだん自分たちが考え、作業分担しはじめて、後半は、竹をうまく左右均等に割くところだけアドバイスすれば、あとは放っておけた。たくましいのだ。
何より、こういう若い子達と一緒にわあわあ言いながら活動すると、こちらも元気がもらえる。
新聞社から、「この活動はいつまで続けたいと思っていますか」と聞かれ、「できなくなるまで」と答えたが、そうとしか答えようがない。少なくとも「できるけどやめる」ことはないなと思う。リーダーの心変わりでついてきていた人たちを放り投げて終わるというのがNPOとしては最悪なのだが、少なくともそれはないと確信できる。
あとはリソース不足でできなくなるとか、まあいろいろあるけれど、それらは全部「できなくなる」だから、やっぱり「できるのにやめる」ことはないと確信できる。

午後、文化財活用基本計画の委員会。こちらもまた面白い。まあ私のできる役割はたかがしれているけれど、こういうプロジェクトに参加できることもまた無上の喜びである。
終了後、飛んで帰ってあり合わせのもので夕食作り。孫が帰ってきているので、その入浴に娘も女房も母もかかりきりで、一人残された私が黙々と料理をしているという構図である。

夕食が終わったら、一日の(というか、上根来で久々にカケヤなんぞを振り回したりした)疲れがどっと出て、1時間ちょっと爆睡。このあたりが寄る年波である。
のそのそと起き出して、明日の準備。
密度の濃い変化に富んだ毎日を送らせてもらえるのは幸せなのだが、やっぱりちょっとしんどなあ。^^;

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