小浜の漁港も抜けるような青空の下。暖かくなったからか、保育所の子どもたちがお散歩していた。
しかし福井のほうはまだまだ平常の生活には戻れそうもなく、今日も電車は運休が目立った。暖かくなると今度は落雪や雪崩が怖い。
そんな中、宅急便も混乱しているのだが、会社によって顕著な差が出ているのではないかという体験をした。
5月9日にネットでACアダプタを注文した。佐川急便が9日のうちに集荷し、関東中継センターに入ったきり、「配送営業所に輸送中です」という表示のまま5日たった今日も変わっていない。おそらく福井県だからというので一度福井市に持って行くのだと思う。福井市で止まっているのか、あるいはそもそも関東から運んですらいないのかわからないが、ともかくそんな状況である。
クロネコヤマトもこの大雪の最初のころは同じだった。2月5日の朝に新千歳空港の営業所で発送手続きし、すぐに関東の中継センターに入ったものの、そのままそこに据え置かれ、結局届いたのは4日後の9日だった。
ところが翌週、今度は広島のホテルから荷物をクロネコヤマトで宅急便に出したのだが、これは翌日ちゃんと届いた。通常どおりと言ってもかまわない迅速さだった。配達してくれた人が知り合いだったので「早いね」と言ったら、福井中継ではなく舞鶴中継にしているのだと思うとのことだった。
おそらくクロネコヤマトは、寒波当初の集配停滞の中で、配送先に応じて柔軟に輸送ルートを変えたのだと思う。走路を変えただけではない。どこの中継所に持って行ってそこからどう動かしてというロジスティクスを柔軟に組み直したのだ。
佐川急便は未だにそれができておらず、舞鶴経由だったら翌日届くのに、福井県だから福井市に一度集めて…というシステムを変えることができず、5日の停滞を生じている。おそらく明日も届くまい。ACアダプタだから腐るものではないのでいいのだが、この配達遅れで打撃を受けた業者さんなんかもきっといるのだろうな。
こういうときに会社の力量の差が出て、顧客が移動するのだろうなと思う。
事業継続という視点でみると、総監のいい題材がまたできたなあと思った。
注文されたACアダプタは、
返信削除きっとアレですかね(≧∇≦*)