この2年ほど、いかんなあと思うのが、忙しすぎることだ。あまり自分で「忙しい」とは言いたくなくて、他人からは言われても自分からはめったに口に出さない言葉なのだが、まあ客観的に見て確かにそうだ。
それでも自分なりに生産量を高めてやるべきことはやっているつもりではいるのだが、まず困るのは世事に疎くなってしまうことだ。旅先では新聞はまず読まない。かわりに日経新聞電子版を購読しているのだが、これがけっこう読まない。結果、新幹線の電光掲示板(っていうのか?)あたりで「お?」みたいにニュースにちょっと驚いたりしてプチ浦島気分である。
それにもまして悲しいのは飲食の楽しみが減っていることである。今年になってから「一人居酒屋」をしていない。旅先でもしていないし、小浜でもしていない。
移動日などで一人で夕食を食べる機会はいっぱいあったのだが、外食でも飲まずに終わったり、あるいはコンビニ弁当をホテルで食べたりしている。時間的余裕もないし、心の余裕もない。おそらく唯一やった「一人飲み」は宮古での2日目だけである。
明日も町田のほうに泊まるけれど、おそらく飲まない。添削を抱えているし、何より午後9時半という時間に実面談の予定が入っている。なんじゃそりゃ。
じゃあ、本当に酒を飲んでいないのかというと、けっこう飲んでいる。ただしホテルの部屋で、あるいは自宅でである。これは楽しいというものではないのですよ。
一人で自宅でぐだぐだ飲むのもそれはまあ幸福だし、出先でいろんな人と飲むのは人生の喜びなのだけれど、旅先の店で一人でその土地の酒と肴をちびちびとつまみながら、何を考えるでもなく気ままに過ごすというのも、またいいものなのです。なーんて言いながら、そんな場でさえタブレットを開いていたりする私なんだけどね。^^;
まあ7月以降は添削を山ほど抱えている状況からは解放されるので、旅先で一人飲みする機会は出てくるだろう。また「気まま飲み」をやりたいものだ。
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