気がつけばもう2月、技術士支援のほうを本格的に始動させないといけない。毎年、口頭試験シーズンが終わると気が抜けて、3月が近くなってからあわてて新年度の準備をすることを繰り返している。まして近年はここに雪室が入ってきたのでなおさらだ。
時間をかけてじっくり練りあげれば、もっと質の高い講義や講座ができるはずで、そうすればもっとたくさんの受験生が技術士となって新たな技術者人生に踏み出せるはずだ。
まあ欲を言えばきりがないのだけれど、毎年筆記試験や口頭試験で涙をのむ人からの頼りを受け取るたびに、何ともやるせなく、己がふがいない。
せめて自分の講座の受講生の筆記合格率を5割以上にしたいと思っているのだが、未だ果たせていない。ふがいない限りだ。
NPOも同じで、いつも自分のふがいなさに歯噛みしている。
思いかえせばずっとそうだったような気がする。「よくやったね。じゃあ、もっとがんばってみようか」というような物言いを他人にはしても自分にはした覚えがほとんどない。イベントやキツイ肉体労働の後に「今日はよくがんばったね」と自分に言ってビールを飲むというようなことはやっているけど、到達点を褒めた覚えはない。自分の子どもや講座の受講生にはとてもできないけど、自分は自分の限界をだいたい知っているから、けっこう甘えを許さないところがある。
55歳を越えて、体は無理が効かなくなってきた。自分の身体能力以上のことを自分に望んで無理をすることも少なくなった。
でも頭と気持ちの方はまだまだ衰えと戦っている。根性無しの自分は許せないので、まだまだ熱く行きたい。
…というようなことをここに書くことで、また自分ハッパをかけてるんですよ。そうしないとすぐに楽な方に行っちゃうから。
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