机回りの自分空間を快適化してみると、息抜きがしやすくなる。
がーっと集中して、すこーんと息抜きすることを繰り返していると、かなり生産性は上がる(私の場合は)のだが、息抜きのときに何かにハマってしまうと、そのままずーっと息抜きタイムになってしまって、生産性ダダ落ちという事態に陥るリスクは増えてしまった。
テレビの番組に見入ってしまう。
ネット記事に見入ってしまう。
YouTubeのライブ動画に見入ってしまう。
最近もっとも危険なのが三番目だ。ライブ動画に見入るくらいならいいのだが、YouTubeって関連動画のリストが右に並ぶでしょう。あれで同じアーティストや関連アーティストの動画を次々見るようになると、あっという間に1時間くらい過ぎてしまって、予定はガッタガタになってしまう。
先日はチューリップにハマった。もちろん童謡ではない。1970年代に活躍したバンドだ。…なーんて説明は私たちの世代ではまったく不要だったのだが、30代あるいはそれ以下の人たちには一言説明しないといけなくなった。
チューリップといえば、最も有名な曲は「心の旅」とか「サボテンの花」なんかだと思う。
もう少し知名度が低く、しかしチューリップを知っている人ならたいてい知っている曲には「青春の影」とか「WakeUp」なんかがあるかな。「虹とスニーカの頃」なんかも聞いたことあるという人は多い。
私的にはすごくメジャーなんだけど、以外と知らない人が多くて驚く曲には「銀の指輪」「僕が作った愛の歌」「夢中さ君に」なんかがある。
先日聞いていて「あー」と思ったのは「私のアイドル」である。いい曲だったんだなあと今さら思う。
女の子の感性で、若い頃に無茶苦茶にあこがれたけど、年を経るに連れ忘れていって、ふと出てきたレコード(レコードだもんなあ)をかけて、「なつかしいあの日の風よ」と思い出す、という歌なのだけれど、そういうアーティストとか曲ってあるよね。のめり込めばのめり込んだだけ、その時代に感じていたことが全部蘇ってくるという。
私の場合は、クイーンとディープパープル、ビートルズ、そしてジョン・レノンかな。クイーンが中学2~3年生、ディープパープルが中学3年生から高校2年生、ビートルズが高校3年生、ジョン・レノンが大学時代。
そして、当時のシチュエーションとか心情、風景が深くくっついているような特定の曲というものがある。毎日聞いていると、その記憶が薄らいでいくのだけれど、何年かぶりに、あるいは何十年かぶりに聞いてしまうと、「あの日の風」がぶわっと吹いてきて、立ち尽くすというか何も手につかなくなるというか。
そういう曲が人生の中にあるというのは幸せなことなのだろうな。
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